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2020-06

Master-PaPa Next Edition その2 no 2

Master-PaPa 第2弾 『Hiraiwa Model』仮名hiraiwa10.jpg

マスターパパシリーズ第2弾となるロッドのデザイナーとして協力頂く平岩豊嗣氏

その平岩さんと7月の初旬にテスト同行させて頂きました。
この時が事実上の3回目のテストで、アクションの方向性がはっきりと決定いたしました。

しかし可能の限り色々試し、一番良い結果の出た物を商品とする事としましたが、これは秋田の池田浩悦氏デザインの『HandsomeBoy』の時も同じでした。


8月14日天川村山上川最上流部でのテストにて9寸アマゴ
画像-617

あれから約1ヶ月少々・・・

前回非常に良かったアクションを少しだけ改良したロッドが完成いたしました。

このロッドをもって、16日(月)4回目のテストに同行してきます。

出来上がった感想は、かなり期待が持てると思うのですが、ご本人はどうか・・・?

楽しみでもあり、少々の不安でもあります。。

結果は後日 ご報告いたします。。

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Master-PaPa Next Edition その2

hiraiwarod.jpg

先日平岩さんと岐阜県のとある河川に訪れた。
勿論、目的は平岩ロッドのテストです。

今回で、事実上3回目のテストとなりましたが、私自身が同行してのテストは始めて。
色々と勉強させて頂くつもりで、午前中はロッドを持たずに1眼レフとビデオカメラを片手に平岩さんの釣りをじっくりと拝見させて頂いた。

この章のお題は「平岩ロッドの開発報告」、本来ならロッドに関して話を進めて行きたい所ですが、その前に少しだけ平岩さんの釣り方の話・・・ 

『驚異のナチュラルドリフト』
平岩さんはドライフライをするとき、リーダー全長は平均で12フィートだと言う。
実際の釣りを見せて頂くまで、12フィートでどの様に釣るのかは、とても興味があったのでその当りをしっかり見せて頂きました。

詳しい事はここでは書けませんが、兎に角驚異のナチュラルドリフトです。
俗に言う「ドライフライキャスト」で正確にポイントとの距離とタイミングをフォルスキャストで計り、一直線に伸びたループに急にブレーキが掛かり、適切な糸ふけを作って水面に落ちる。

たったこれだけの事である。

理屈を考えれば当たり前とは言え、それでも何時までも水面を美しいフライがふわふわ漂っている。
今回、テストに選んだフィールドでも、そのナチュラルドリフトの成果はてき面で、いたる所で平岩さんのフライにアマゴやイワナが飛びついた。今回の最大は29センチと尺には届かなかったが、見事なイワナを、何と私が釣りこぼしたポイントから引きずり出した。

過去に私は仕事柄多くの著名なアングラーの釣りも見てきました。
その人達は一様に皆さん名人達で、今現在も関連誌に登場されています。
比べるわけでは有りませんし、優劣を付けるつもりも有りませんが、平岩さんは私が過去に見たどんな人より遠くから釣っていたし、その上あの短い?リーダーで、何時までもナチュラルにフライが流れていた。しかも、ティペット4Xや3Xで、いとも簡単にそれをやってしまう。

正直、これが“フライフィッシング”と言う物だと思いました。

数多くのポイントを手際よく釣っていく中で、こんなシーンがありました。
複雑な流れの向こう側にドライフライキャストをし、ターン直前に“ふっ”とリーダーにスラックを加えてプレゼンテーション。
私は着水したフライを見つめて、「何ぼなんでも、そこは流せへんやろ?」と心の中で思ったのも束の間、そのフライは見事に流れに同調しているではないか。

このスーパーマジックともいえるドリフトは、その全てがライン、リーダー、ティペットが作り出すループとポイントに対するプレゼンテーションが全てだと平岩さんは言う。
つまり全てが計算の元に成り立っていると言う事であろう。
このプレゼンテーションを出来るだけポイントから離れ、正確に行なえるかどうかは、ロッドの性能で大きく変わってくると言う事です。

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『良い仕事しますね!スローなバット』
さて、肝心のロッドについて進めて行きましょう。
スペックは7‘5“と定めた事は前回お伝えしたと思います。
異なる2本のバットと1本のティップで、それぞれ再度検証と言う事になり、最初にテーパーのきついバットを組み合わせてテストしていただいたが、結果的にスローなバットとの組み合わせがダントツにコントロール性と不意の遠投にも適応する能力も備わっている事がはっきりと証明出来た。

この組み合わせは、テストをお任せしていた時から「良いね」と返事いただいていましたが、私自身、ラインを通さず素振りをした感じでは、圧倒的にテーパーのきついバットの方が良いと思っていただけに、その回答は意外であった。
しかし実際に釣っている姿を見させて頂き、納得しました。
明らかにループ形状が違い、ポイントへの正確性も明らかに違っていた。
スローバットに変えた途端、平岩さんの釣りはまるで「水を得た魚」のようであった。

今更ながらに、ロッドの性能でその釣りのレベルが大きく変わるのだと改めて痛感した瞬間であった。

そしてこのテーパーで概ね決定となったが、一皮細い物をもう1本製作し、各々に比べてみましょうとなった。 
フェルールの汎用性を効かせ、ティップとバットを付け替えれるようにしておけば、色々な発見があるので、とても都合が良い。
これが良いロッドを作るためには不可欠な技法であると共に、弊社ではずっと行なってきたことである。

このテストが上手くいけば、平岩ロッドの誕生もそう遠くはない。
しかしこればかりは、やってみないことには何とも言えないのだが、私としては次回でおおよその決定があればと願っています。。

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いや~しかし、凄い人が居るものですね!

皆さんにも機会があれば、平岩さんの釣りを見せてあげたい、いや絶対に見るべきだと思いました。  
そしてあのアプローチは絶対に覚えるべきだと思いましたね!

平岩ロッドの販売を記念して、『平岩実釣レクチャー』なんて行なえればいいですね!
平岩さんが「いいよ」と言っていただければ・・・
あ! 勿論 平岩ロッド購入者だけですけど・・・・(笑)

そんな事を密かに考えながら、3回目のテストは終了いたしました。

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Master-PaPa Next edition その1

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ジーニアスロッドの最高峰に君臨する“Master-PaPa”
その第2弾は平岩豊嗣氏と決定した事は、既にお伝えいたしました。
この章では、ロッド完成までのテスト風景やその内容をお伝えできる範囲ですが、ご紹介していきたいと思いますので、興味のある方は楽しみにしていてください。

この企画がスタートしたのは実は2年前の春、その時は平岩ロッドをリリースするという全く漠然とした取り決めでした。 マスターパパシリーズはこの他にも、達人と名高いアングラー達のロッドをリリースする予定ですが、随分と時間が経過した今では実現するかどうか・・・
その辺りは、じっくりと進んで行きたいと思っております。

マスターパパシリーズにご協力頂けると約束して頂きました方々には、候補に上げておきながら中々ご連絡できなくて申し訳ございません。  この場をお借りして、お詫び申し上げます。
時間は掛かりますが、必ずやご連絡させて頂きます。その時にまだご協力の意思がございましたら、どうかお力をお貸しくださいませ。


「ドライフライロッドとしてのスペック定義」
 
平岩さんが最初に指示したスペックは7’ 7” #4のドライフライロッドであった。
そのスペックを聞かされた時、「来たか・・・」と正直頭を抱え込んだ。というのは、7’ 7”で彼の求めるアクションを出そうとした場合、かなり理想に反した物になってしまう。
ドライフライロッドの定義とは、何ヤード先でも自由にループをコントロール出来るアクションを有している事と思っています。 これは私が関って来た達人達から実践を通して教えられた事です。
どの様なアクションでも、自分の思い通りにループを作れ、特定されたレンジが得意だという事が無い事。
それがドライフライアクションである。

その定義から考えても、7’ 7”はかなり難しいスペックでした。
確かにロッドが長い分、釣りそのものは有利である。しかし長い分だけロッドその物の重量が増し、と同時に短い物に比べ、ティップの返りも遅くなる。
このマイナス要因をクリアするには全体的に強めに(ブランクを太く)作らざるを得ない。
強くなった分、反発能力(復元力と復元速度)は確実に上がるが、その代償として指定番手が曖昧になる事と、なにより重量が加算される事となり、実践では1日使えるかどうか・・実に微妙なところと考えられる。

そこで私はそれより僅かに短いスペックの物も同時に作ってみた。
2本のロッドは、バットとティップを共に互換性を持たせ、1本は7’ 7”、もう1本は7’ 5”と長さの異なった2本のティップと、同サイズではあるが、1本は比較的きついテーパーを持った物、もう1本はスローなテーパーを持ったバットを2本用意し、合計4パターンのアクションを捻出して平岩さんに送った。

出来上がったロッドを持って、5月中旬の秋田で第1回目テストが開始された。
4通りの組み合わせの中には、駄目な物もあったが全体的には気に入って頂いた。
やはり7’ 5”の組み合わせが、軽快感と操縦性の問題では群を抜いており、秋田の渓では困る事無く釣る事が出来たと報告頂いた。

そして6月初旬、第2回目のテストが平岩氏の地元の渓で行なわれた。
秋田で実感した通り、やはり7’ 5”(スローバット)の組み合わせが良いとの回答であった。
結果として、実用面においても7’ 5”と定め、更に改良を加え贅肉を落としていく事となった。

なぜ平岩氏が7’ 7”だったのか・・と言う事だが、比較的障害物の少ない開けた川でドライフライをする場合、ロッドは少しでも長い方が釣り易い。
これは容易に想像が付くと思いますが、あくまでも一般論であり、彼らは短いロッドでも十分釣ができるテクニックは持っています。

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平岩氏の言いたかった事は、ロッドが長い分ティップの曲がりの移動範囲が長くなります。
この距離が長い方が、良い魚をフッキングした時に“バレル”確立が少なくなるという考えです。 
だからと言って、軟らかいティップではループをコントロールする上や、遠投時でのフッキングにハンデーが生じます。 まぁ一言で言うと、言う事の聞かないロッドとなってしまうわけです。
ティップの返りを可能な限り早くしたい反面、フレックスに曲がってもらいたい。
まるで机上の空論ともいえるこのメカニズムは、ロッドを長く設定すれば可能だと平岩氏は考えた回答だったようです。

7’ 5”ティップを作り、試してもらう事にした理由は、約2”短くする事で、ティップその物の自重が軽減され、十分なパワーと軽快感を捻出できるし、ティップ長も確保できるので、平岩氏の言う“バレナイ”作用を十分に果すと考えたからです。

結果的にこの考えは今のところ成功である。
平岩氏との打ち合わせで、7’ 5”スペックで進めていくことが決定したのだが、まだ2回のテストにしか過ぎないため、結論は出ていないが、滑り出しは上々であった。

また平岩氏はこんな事も言っていた。
「この7’ 5”の組み合わせでフッキングした魚の大半がフックを外すのに苦労するくらい“ガッチリ”フッキングしてるんだよ!」「たまたまだったのか、ロッドのお蔭なのか、まだ試してみないと分かんないけど、兎に角フッキングは最高だったよ」・・・と。

平岩さんの言う通り、この辺りはまだ色々テストが必要だろう。

そして3回目のテストが7月5日に予定している。
今回のテストには私も同行し、具体的な方向を見出してこようと思っています。

平岩さんは、12フィートリーダー直結で恐ろしく長い時間ナテュラルドリフトさせる達人です。 
3年前に秋田で同行させて頂いたとき、その全貌をじっくり見せて頂こうと思っていたところ、左足靭帯断裂でやむなく断念し、肝心なところを見れなかった。 それ以来、平岩さんとは久し振りの釣行。。

じっくりとこの目で、今度こそ観察してまいります。。

結果はまたこのページで・・

Master-PaPa Next Edition

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Master-PaPa 第2弾 テスト開始。

次なる達人は、岡崎在住の平岩豊嗣氏。

氏のHS/HLキャスティングによるドライフライフィッシングは誰もが認める超一級品。

これから発売までのテスト風景を順を追ってお知らせいたします。。



                                        発売日は未定です。

ハンサムボーイ、ハンサムボーイ、ハンサムボーイ

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Master-PaPa(マスターパパ)シリーズHandsome-Boy(ハンサムボーイ)に着手して以来、実に3年目に突入した。
2007年の秋、初期モデル15本限定の販売を開始し、お蔭様で予約完売となった。
竹を厳選し、作り始めて3ヶ月、次々と出来上がってきた。
早い人は、既に納品を完了している人もいる。
これからもしばらくの間は、このハンサムボーイの製作に掛かりっきりである。
今月も5本のハンサムボーイが各地で待って頂いているユーザーの下にお届けする予定である。
恐らく4月には全ての方の手元にハンサムボーイをお届けできることでしょう。

池田浩悦氏の名に恥じないよう。またジーニアスロッドの名誉にかけて一生懸命作っております。
ご注文いただきました方々、恐れ入りますもうしばらくお待ちください。


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