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2022-12

カプラスロッド大改造

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すっかり定着したスペイフィッシング。
そのお陰で、10年前まで本流や湖で、長く重たいシングルハンドを振っていたアングラー達は、バックスペースを気にする事なく釣りを楽しんでおられる様です。
ただ、当時一生懸命買ったシングルハンドロッドが、何時の間にかお蔵入りとなり、それに変わってスペイロッドが増えて来ているという現実も否めません。

そこで今回は、昔買ったシングルハンドをお蔵入りさせるのでは無く、有効利用したいと考えられた方からのご依頼をご紹介致します。

興味のある方はお入り下さい。

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あと20年は大丈夫

restore1

最近グリップ交換や、ロッドの改造の依頼が増えて来ています。

このペゾンも酷使したグリップとリールシートを新しくして欲しいとのご依頼。
モデルはスーパーマーベル。

酷使したグリップも味があって、この竿の歴史を感じるので個人的には好きなんですが。。
新しくすればしたで新鮮な感じと、これからまた20年以上、どんなドラマが展開するのだろうか思うと、なんと無く心踊ります。

ペゾンバンブーのグリップでお困りの方、ご依頼お待ちしております。

Parabolic Bespoke

ビス1

Buzz(バズ)6’ 6" #4/5 3Pをご購入頂いたお客様より、新たに6フィートのロッドをご注文頂きました。

当然、弊社のスペックに無いモデルは、全て特別注文"Bespoke"モデルとしてお受けしています。
上の写真が現物で、6' 0" #4/5 3Pです。

ビス2

グリップは、最近ちょっとうちでブーム?となっています、ポルティエールタイプでと・・・

ビス3

当初簡単に「出来ますよ!」ってお受けしましたが、作ってみて改めて短い竿の難しさを知りました。
何が難しいかって言うと、スタートからゴールまでの距離が極めて短なるにも関わらず、その短い距離で長いものと同じ仕組みを取り入れないといけなくなるからです。
中々自分の思うアクションが出なかった為、クライアント様には随分とお持ち頂きましたが、何とか思うアクション作りに成功しました。

22年本業としてバンブーロッドを作ってきましたが、今回は久し振りにいい勉強をさせて頂きました。


さて、弊社の6フィート代のショートロッドは、2ピースではShantz(シャンテ)、3ピースがBuzz(バズ)、4ピースグラファイトのSELO(セロ) です。
これらは皆、6.6フィートしか無いにも関わらず、その短さを感じさせないと、藪沢のみならず開けた渓で使う人も多くいます。
何故短さを感じないのか? 確信的回答はいまだに分かりませんが、僕が推測するに、長い竿と同じキャスティングフォームで、同じだけ飛ぶからでは無いかと思っています。
短竿は多くの場合、ティップの移動範囲が長い竿に比べて短いですよね!
遠くへ飛ばすためには、ティップの移動範囲を確保する為、前後に腕を大きく動かさなければいけなくなります。
つまり竿の性能だけでは十分なティップの移動が得られないからです。
しかし、弊社のロッドは、その腕の動きは長い竿と比べてそう大差がない為、同じ運動で遠くまで飛ぶ!俗に言う『竿がええ仕事します』と正にこの言葉通りです。

今回の6フィートロッドも、先輩群と同じメカニズムを持っていなければいけない・・それがジーニアスロッド なので、勿論妥協はありません。。
ですがたった6インチ短いだけで、極端に作るのが(アクションを出す事)難しいとは、夢にも思っていませんでした。
正直とても難しかったです。。


『竿がええ仕事します』と言っても遠くばかりをイメージして頂いては困ります。
正直、遠くへ飛ぶと言っても実際に釣っている所は、藪沢と呼んでも良いところが多く、むしろ遠投なんで出来る所は1箇所もない・・なんて場所も多いのです。

ビス4

そんな場所での竿のお仕事は、いかなる条件下でも前へ理想的にプレゼンテーションをすると言う事でしょう。
バックループを一切作らず10ヤードプレゼンテーションや、12時方向へのハイタワーキャスト、また水面スレスレのバックループを作ると言う事なんかは必須テクニックで、狭く自分自身の動きやポジションに制限がある様なフィールドだからこそ正に『竿がええ仕事します』が必要で、それらを考え抜いて作っているのが弊社のロッドです。
もちろん今回の6フィートロッドもジーニアス魂がしっかりと宿っております。

遠くまでキャストして思い通りに釣りが出来れば最高ですが、限られたスペースの中で、どう釣って行くかを考えて釣って行く釣りもまた楽しい。
これからどんどん上流部の釣りが楽しくなる季節です。

まだお持ちじゃない人は、騙されたと思ってジーニアスバンブー、グラファイトのショートロッドを使って見て下さい。
ロッドの対する価値観がきっと変わるはずです。

ジーニアスバンブー http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-category-56.html

サーグリングラファイトhttp://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-786.html


ペゾンとカプラス


今回はペゾンとカプラスのグリップ交換を一挙ご紹介です。

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モデルは、ブレトンビリエール!
随分と使い込んだグリップで、オールドに良くある、ナミナミ状態でした。

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コルクを通常よりグレードアップして、グリップとリールシートの一体成型で作り直しました。
金具は特に大きな破損や傷が無かったので再利用しました。
これでまた10年以上使って頂けますね!



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続いてはカプラスです。
上から、マキシマ・プリミエール・ブラックレンジャーです。
既存の形状を採寸し、出来るだけ元に近い状態で作りました。
リールシートも、傷があったりでしたので、弊社のカプラスタイプのシートへ全て交換しています。
今回フィラーが黒い、スーパードリフトタイプも新たに作りました。

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グリップ交換と共にご注文頂いいたのは、ENDリングです。
これは、お持ちのカプラスの交換用として、5個ご注文頂きました。

グリップが綺麗になると、新しいロッドを新調した様な気分になって、いいですね!

皆様のご依頼、お待ちしております。

ご依頼,ご質問はこちらから グリップ交換

イレギュラーロッド

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このロッドはイレギュラーな特別モデルです。
クリムソンビューティーのテーパーを基本にし、カット位置と全長を変えシリーズに無い1本を作りました。

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今年4月に80歳を迎えられるお父様の誕生日のプレゼントにとご注文頂きました。

お父様はバンブーロッドに縁が無かった人だけに、フェルールの抜き差しやバンブー特有の重さを考慮し、フェルールタッチを気持ち緩くし、長さを7’ 5”とする事で持ち重り感を無くしました。

そして、一番の違いは、グリップです。
リッツよりシガーの方が、使いやすいとの事でしたので、ポルティエールタイプのシガーで形成いたしました。

アクションもしなやかで、パラボリックの良い部分を残しつつも歯切れが良いため、開けた渓流でゆったり釣って頂ける仕上げになっています。このアクションは特別の1本だけでは無く、今後もご依頼があればお作りしたいお勧めのアクションとなりました。

モデル名は、Parabolic Lightです。
最近3Pばかり作っていたので、改めて思ったんですが、やっぱり2Pは良いアクションが出せますね!

ご購入ご予約,ご質問はこちらから 購入希望

ご興味のある方は、ぜひご依頼下さい。
今回のロッドは、専用ハードケースがついて、¥146,500(税別)〜となります。
ご参考まで。。。


チタントルザイトガイドの効果

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あるお客様から1通のメールが届いた。
それは私が配信しています動画を見て、ロッドが欲しくなった・・という内容でした。
その動画とは、 PARABOLIC FILM PV4で、SIR-GREEN"ARISTA"というロッドをティップアクションロッドと振り比べていたシーンです。
https://youtu.be/0FtNDmzDO0M
▪️13:37〜13:27 ARISTAキャスティングシーン

このSIR-GREEN"ARISTA"のベンドカーブがお好みだったらしく、1本作って欲しい、しかもガイドは全てFujiトルザイトに変更して欲しいとのご依頼でした。

僕も自社のロッドにオールFujiガイドは初めてであったし、なんだか面白そうだったので、引き受ける事にしました。
更に有り難いことに、出来上がったロッドを送る前に、試投して感想を聞かせて欲しいとの事。

そして、つい先日そのロッドが出来上がり、発送前に試投してきました。
その感想を、ちょっとこの場をお借りして述べて見たいと思います。

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先ずは、制作にあたり既存のガイド類と、トルザイトではどれだけの重さの差があるのか調べて見ました。
写真上の右側がトルザイト、左側が既存セットですが、その差は僅か0,5gでした。
因みに、トルザイトのフレームは全てチタンで、既存は一部Fujiガイドを使ってますが、これは普通のSICガイドです。
この0,5gの差が、驚くべきなのか否か・・は、勉強不足ですみません、全く分かりませんでした。。
少なくとも試投するまでは。。


ある晴れた日、仕事の合間を見て試投しました。
勿論、既存とどれだけ違いがあるのかを確認する為、既存ロッドも同じラインを付けて振ったことは言うまでもありません。
まず既存ロッドより幾分柔らかな感じがしました。
実際には既存より目で見て曲がりが大きくなっている訳ではないと思いますが、手に伝わる感触は、確実に曲がっている感じでした。これは多分シングルフットかダブルフットかの違いで、実際にはトルザイトのシングルフットの方が、スネークガイドに比べて半分の糸巻量となり、ガイド間もそれに比べて長くなる為に起こる現象と考えます。
要するに、フットを止めるために施されるスレッドは、その目的以外にブランクを強化する役割も同時にしていると言う事で、ブランクの調子が顕著に表せるのもシングルフットの特徴だと感じました訳です。

正確に言うと、ガイド位置によって良く曲がる竿になるのか、そうでないかは決まりますが、今回は既存のロッドと全く同じ場所にガイドを付け、そこで顕著に違いが出たと言うことは、シングルフットであった事が原因だと考えました。

arista2.jpg

続いて感じたのは、曲がった竿の返りの速さでした。
正に矢を射る勢いでラインが飛んで行きます。と共にラインの高度も既存より些か高い所を飛びました。
曲がっているのに速い!と言う相反する現象が実際に行われていることは、ちょっと異次元でした。
これは0,5gの差がここまでに性能と言う引き出しを作ってしまうことに正直驚きました。
勿論、この0,5gと言うのは、単なるガイドの重さだけですので、それに伴うスレッドやそこに施す塗料等の重さが含んでいませんが、どんな状況でも軽い事に変わり無い訳で、ラインスピードを意識的に変えて投げたり、ラインと言う太く鈍感な物体を引っ張って来たり、流したりする行為でも、軽さ故の感度の良さが実践的武器として大いに貢献してくれると感じました。

続いて、ラインの滑りが良かった事です。
これは意外で、端的に言うとトルザイトと言う素材から来る現象では無いかと推測致します。
と言うのは、ラインの滑りは、単純にガイドとラインの抵抗だと考えていて、抵抗が大きいほど滑りが悪くなり、小さいほど良くなると言う単純な事だと考えています。

ちょっと面白い話を一つ。
僕の友人が、SICガイドを使用したスピニングロッドに、僅か数グラムの錘を水深何メートルかにフリーフォールさせていた時、あまりに沈下速度が遅いので、もしかして・・?とそのロッドのガイドを小さなスネークガイドに交換してやった所、見事なスピードで沈んで行ったらしい。
しかし、そのロッドは1年もしないうちにガイドに溝が入って使い物にならなくなったらしいが・・・

つまりガイドの抵抗という事だけを考えたら、明らかにトルザイトやSICは、スネークガイドより抵抗は大きいはず!
形状からしても分かるぐらいですから・・

では、何故ラインの滑りが、既存のスネークガイドの物より良く感じたのか?
摩訶不思議な世界であるが、僕なりの仮説を立てて見ました。

ガイドの抵抗と聞けば、飛んでいくラインにブレーキを掛けると言うイメージがあるが、ループの転回力と推進力を助長させる抵抗もまたそれである。
分かりやすく言えば、シュートしたラインのランニングをホールハンドで軽く引っ張ったり、急に止めたりしたら、その瞬間一時的に転回力と推進力が増す事は、フライマンなら誰でも経験した事だと思います。
これが、飛んでいくラインの力を殺す事なく、絶妙な抵抗で摩擦する材質がSICやトルザイトだとしたら、スネークガイド物よりもホールの戻り易さや、向かい風に向かって飛んで行く力に変わっているのかも知れません。
正確に言うと、ガイドの滑りが良いのでは無く、絶妙な抵抗により、ラインの転回力と推進力が増す為、結果として滑りが良いと錯覚させられているのでは無いかと言う事です。
これは釣りにおいては、非常に大切な事で、どれだけ飛んでもターンし無いシュートは無意味だし、遠投競技等の話では無いので、至って実践的なメカニズムでは無いかと。。。

それともう一つ、トルザイトで組み上げる時に一番悩んだ事は採用するサイズでした。
トップガイドとストリッピングガイドは、既存に準じ、素材の変更でOKですが、問題はスネークガイドの部分を、トルザイトにした場合のサイズです。
結果、6番のロッドでしたので、#5.5 #6 #7 #8と採用しました。
このサイズはスネークに換算した場合、既存で採用しているサイズより2段階程小さい物になります。
何故ならそうし無いとスネークサイズと同等ですと、とんでもなくトルザイトの方が大きくなり過ぎるからです。
この選択が返って良かったのか、6番ラインが通るのに、ブランクの傍にありながらもブランクを叩か無い丁度良い隙間で作る事が出来たみたいです。
それがブランクとの静電気も産む事が無かったのかも知れません。。

あくまでも推測で、本当の事はわかりませんので、全部信用し無いでくださいね!

少年時代からフライロッドはスネークガイド!と思って来た私にとっては、オールトルザイトやチタンSICは、まだまだ馴染め無い所もありますが、性能という事だけを考えればこれはこれで”あり”だと思いました。

今回はARISTAという6番の比較的柔らかなロッドでの採用でしたが、現在試作進行中の6番と8番のシューティングロッドなんかに、オプションとして採用するのも良いかも知れませんね。

一昔前のSICリングは、まるで浮き輪のような分厚いリングで、格好良さの欠けらも無かったのですが、現在のガイドはトルザイトは勿論、SICでも細くて格好良い形状をしていますので、グラファイトロッドには中々雰囲気もあって良いかもです。

今回は、ARISTRをご注文頂いたお客様から、試投までお願いされた結果、一つ新しい世界を知る事が出来ました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。

これからのロッド作りに、大いに役立てたいと思います。。


Bespokeオーダーメイド

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発売から順調に売れています、3ピースバンブー。
この3ピースモデルは、僕自身が優れたパラボリックアクションを3Pで表現するとこうなる!と言った思いからLyric(叙情)シリーズと名付けています。
http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-673.html
3Pバンブーロッド情報

そのLyricシリーズで、どうしても7' 7"を作って欲しいと依頼を頂き、この度出来上がりました。
今回はそれをちょっとご紹介させた頂きます。

依頼内容は、クリムソンビューティーとホスキンスの中間ぐらいのアクションでという物でした。

クリムソンビューティーもホスキンスも、Power-Bowシリーズでとても人気のあるアクションで、ペゾンPPPで言う所の、ブレトンビリエールとコロラドをイメージする様なアクションです。
その人気2モデルを足して2で割った様なアクションが欲しい。。しかも3ピースで!
http://www.genius-rod.com/001/powerbow/spec/powerbow2.html
旧価格ですがモデルを参考にしてください。

http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-798.html
現在の販売価格こちらとなります。

お受けした以上、やっぱり流石ジーニアスロッド !と言って頂けるよう、何度もテーパーデザインを作り直してきました。それはフェルールの形状やサイズ、延いては重量に至るまで・・・

そして、ご注文から約1年。やっと納得できるロッドが出来上がりました。
これなら、絶対気に入って頂けると、確信が持てるほどの素晴らしいアクションが出来上がったのです。
7' 7"あるにも関わらず、全く持ち重り感が無く、ご希望通りクリムソンビューティーとホスキンスの中間アクションをイメージする様なロッドが・・

渓流をテンポよく釣って頂くには4番を!
春のライズ・・特にちょっと距離のあるライズを狙うには5番を!!
7' 7"という長さは、開けた渓流のドライフライから釣り上がりのウエットフライと、その長さを活かしたフィッシングシーンにとても都合良く活躍してくれる事だと思います。
これならきっとご依頼者様も喜んで頂けると自負しております。

この様に、弊社商品にないスペックもお作りいたします。
ただ、既存にないスペックですので、まず今回の様にお時間が掛かる事。
やはり、僕自身が納得しないとお渡ししないという事から、今回の様に1年掛かる場合も・・
そして、お値段が通常より少し高くなる事。
これらをご理解頂いた上でのご注文でしたら、喜んでお受け致しますので、何か特別な思いのある方は、一度ご相談ください。

現在は、6’ 0” #4 3P の特別注文ロッドの製作を進めています。
非常に短いものから、長い物まで、出来るだけ対応させて頂きますので、みなさんよろしくお願い致します。


ポルティエールのグリップ交換

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https://youtu.be/ikE8BT1zvFI

ジーニアスユーザーさんは当然、ペゾンユーザーでもあります。
勿論、ジーニアスよりペゾンの方が、歴史もありますので、正確に言うと、ペゾンユーザーさんが、ジーニアスロッド も使って頂いていると言う事となります。

今回そのペゾン/ジーニアスユーザーさんの一人から、1本のメールが届きました。
その内容は、ポルティエールのグリップを、リッツに変えて欲しいと・・・

交換を決意されるまで色々悩まれたようです。
オリジナルで使うべきか否か・・・
交換は出来ても、ペゾンの雰囲気が壊れたら嫌だし・・・
初めて買ったバンブーロッドが、このポルティエールだっただけに、決断に到るまでに色々葛藤があったようです。
しかし、6ヶ月前に弊社がカプラスのグリップ交換動画をYouTubeにてアップしたのを見て、ここまでオリジナルパーツに拘って作っているのであれば、大丈夫!と思い、弊社に依頼決断されました。

何度も細かな打ち合わせをさせて頂き、このシリアル41番の貴重なポルティエールを、オーナーさんが好むリッツグリップに交換致しました。

その交換の様子を動画で記録しましたので、興味ある方は見てください。
また、こんなにペゾンそっくりに出来るんだったら、僕のペゾンもお願い・・と言う方々。
大歓迎ですので、是非ご連絡ください。
勿論カプラスもレストアいたします。。

スレッドカラー色々

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このロッドはPOWER-BOW Lyric シリーズのBuzz(バズ) 6' 6" #4/5 3P です。

九州のお客様からご注文頂き、ようやく出来上がりました。
このお客様は、実際に釣りに必要のない物は、要らないと言う主義で、飾り糸やハードケースも無い、スタンダード仕様のご注文です。
ただ、既存のそれと違うのは、スレッドカラーです。
ご覧の様に、非常に明るいグリーンを指定されました。

作り進めて行く段階では、正直「どうなんだろう?」と言う懸念はありましたが、塗料を塗り重ねていくに連れ、何とも言えない独特の質感が出るではないですか・・・!

そしてトリミングとかも無い方が、シンプルで美しい。。
スタンダードで正解でしたね!

そして本日完成で、九州へ旅立ちます。

気に入って頂ければいいのですが・・・

3Pバンブーの情報は↓↓↓
http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-673.html

【追伸】

現在3Pをご注文頂いておりますお客様の分を、順に制作しております。
2年前からバンブーロッド製作の環境が変わって、昔の様にレスポンス良く作れなくなりましたので、お客様には随分お待ち頂いておりますが、コツコツとご注文を消化していっております。
まだ、お手元に届いてないお客様は、もう少しお待ち頂けます様お願いいたします。


カプラスアバディーン スイッチロッド化


VerdigoShadow Switchの記事を見ていただいた、お客様からのご依頼です。
このお客様、ジーニスロッド立ち上げた初期に色々お世話になったお客様で、数年間フライから離れておられたらしく、ご連絡頂くのも数年振り。
またフライを再開されたらしく、その記念にとお手持ちのカプラスのスイッチ化をご依頼頂いた次第です。

折角なので、スイッチ化の様子(流れ)をみなさんにご覧いただこうと思います。

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①カプラスアバディーンのグリップを取った状態。
②コレットを装着する為、本来グリップの着いていたブランクをカット。
③コレットを仮付けした状態。(実際の出来上がりと同じ)


hoso2.jpg

①コレットを取り付ける前に、ブランク内部を補強。
②ブランクの内径と同じ太さに削った竹をコレットの入る約2.5倍の長さを挿入。


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■補強用の竹を接着する様子。
■旋盤のセンター押し台を利用して、真っ直ぐに竹を差し込んで行きます。
■接着剤を均等に循環させる為、旋盤を回転させながら差し込み、接着ミスをなくしています。


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■差し込み終わった所。
■余分な竹は、ブランク後端でカット。


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カット後の様子。

■余分な竹をカットした物。
■ブランクと竹がしっかり密着している事がわかる。


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補強されたブランクは、完全に接着剤を硬化させた後、コレットを取り付けます。

これも旋盤を使っての作業です。
ブランク外径とコレット内径の誤差は1/100台。
その為、空気の抜ける所が、コレットの先しかない為、旋盤を回転させながら、ゆっくりと差し込み、空気を圧縮して行きます。


hoso7.jpg

圧縮された空気が完全に抜けた状態で、これで差し込み作業完了。
空気に触れずに硬化すること、また硬化後も空気に触れる事が無いので、接着剤の経年変化による剥離等を極めて起こりにくくしています。



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ご依頼者様が、メタルヘッドグリップのご注文でしたので、グリップも新規で制作致しました。
上が、外した状態で、下が装着した状態です。



hoso9.jpg

写真では分かり難いですが、既存グリップ部が短くなった分、ティップと2Dサクションの仕舞寸を丁度にする為、短くなったバット部のフェルールキャップをお付けしています。
また、専用竿袋(有料)も作らせていただきました。


この様に、使わなくなったシングルハンドロッドをのスイッチ化は、とても賢明な判断だと思います。
そのシステムの利点は、第1にロッドの再利用です。
特に高番手シングルハンドはスペイキャスティング全盛の時代に、中々使わなくなったと言う声を多くお聞きします。
数々の思い出があるロッドを、時代の流れ・・・だけで使わなくなるのは勿体無いし、ロッドが可愛そう。。

第2にグリップを1本持って頂ければ、後は、ロッドのシステムをコレット化するだけで、お手持ちのグリップを汎用できると言う事です。
1本目のグリップは正直そんなにお安くはありませんが、2本目のロッドからグリップ代金は必要なくなるわけですので、ロッド状態にも寄りますが、2〜3万以内で施工出来ます。

ご覧の皆様も、使わなくなってロッドがあれば、是非スイッチ化をご検討ください。

弊社既存のスイッチロッド VertigoSadow Switchは下記のページからご覧いただけます。
http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-702.html

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プロフィール

GENIUS ROD MAKER

Author:GENIUS ROD MAKER
このブログは、ジーニアスロッドメーカーの正式サイトです。

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