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2022-01

ポルティエールのグリップ交換

pezon.jpg

https://youtu.be/ikE8BT1zvFI

ジーニアスユーザーさんは当然、ペゾンユーザーでもあります。
勿論、ジーニアスよりペゾンの方が、歴史もありますので、正確に言うと、ペゾンユーザーさんが、ジーニアスロッド も使って頂いていると言う事となります。

今回そのペゾン/ジーニアスユーザーさんの一人から、1本のメールが届きました。
その内容は、ポルティエールのグリップを、リッツに変えて欲しいと・・・

交換を決意されるまで色々悩まれたようです。
オリジナルで使うべきか否か・・・
交換は出来ても、ペゾンの雰囲気が壊れたら嫌だし・・・
初めて買ったバンブーロッドが、このポルティエールだっただけに、決断に到るまでに色々葛藤があったようです。
しかし、6ヶ月前に弊社がカプラスのグリップ交換動画をYouTubeにてアップしたのを見て、ここまでオリジナルパーツに拘って作っているのであれば、大丈夫!と思い、弊社に依頼決断されました。

何度も細かな打ち合わせをさせて頂き、このシリアル41番の貴重なポルティエールを、オーナーさんが好むリッツグリップに交換致しました。

その交換の様子を動画で記録しましたので、興味ある方は見てください。
また、こんなにペゾンそっくりに出来るんだったら、僕のペゾンもお願い・・と言う方々。
大歓迎ですので、是非ご連絡ください。
勿論カプラスもレストアいたします。。

スレッドカラー色々

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このロッドはPOWER-BOW Lyric シリーズのBuzz(バズ) 6' 6" #4/5 3P です。

九州のお客様からご注文頂き、ようやく出来上がりました。
このお客様は、実際に釣りに必要のない物は、要らないと言う主義で、飾り糸やハードケースも無い、スタンダード仕様のご注文です。
ただ、既存のそれと違うのは、スレッドカラーです。
ご覧の様に、非常に明るいグリーンを指定されました。

作り進めて行く段階では、正直「どうなんだろう?」と言う懸念はありましたが、塗料を塗り重ねていくに連れ、何とも言えない独特の質感が出るではないですか・・・!

そしてトリミングとかも無い方が、シンプルで美しい。。
スタンダードで正解でしたね!

そして本日完成で、九州へ旅立ちます。

気に入って頂ければいいのですが・・・

3Pバンブーの情報は↓↓↓
http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-673.html

【追伸】

現在3Pをご注文頂いておりますお客様の分を、順に制作しております。
2年前からバンブーロッド製作の環境が変わって、昔の様にレスポンス良く作れなくなりましたので、お客様には随分お待ち頂いておりますが、コツコツとご注文を消化していっております。
まだ、お手元に届いてないお客様は、もう少しお待ち頂けます様お願いいたします。


カプラスアバディーン スイッチロッド化


VerdigoShadow Switchの記事を見ていただいた、お客様からのご依頼です。
このお客様、ジーニスロッド立ち上げた初期に色々お世話になったお客様で、数年間フライから離れておられたらしく、ご連絡頂くのも数年振り。
またフライを再開されたらしく、その記念にとお手持ちのカプラスのスイッチ化をご依頼頂いた次第です。

折角なので、スイッチ化の様子(流れ)をみなさんにご覧いただこうと思います。

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①カプラスアバディーンのグリップを取った状態。
②コレットを装着する為、本来グリップの着いていたブランクをカット。
③コレットを仮付けした状態。(実際の出来上がりと同じ)


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①コレットを取り付ける前に、ブランク内部を補強。
②ブランクの内径と同じ太さに削った竹をコレットの入る約2.5倍の長さを挿入。


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■補強用の竹を接着する様子。
■旋盤のセンター押し台を利用して、真っ直ぐに竹を差し込んで行きます。
■接着剤を均等に循環させる為、旋盤を回転させながら差し込み、接着ミスをなくしています。


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■差し込み終わった所。
■余分な竹は、ブランク後端でカット。


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カット後の様子。

■余分な竹をカットした物。
■ブランクと竹がしっかり密着している事がわかる。


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補強されたブランクは、完全に接着剤を硬化させた後、コレットを取り付けます。

これも旋盤を使っての作業です。
ブランク外径とコレット内径の誤差は1/100台。
その為、空気の抜ける所が、コレットの先しかない為、旋盤を回転させながら、ゆっくりと差し込み、空気を圧縮して行きます。


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圧縮された空気が完全に抜けた状態で、これで差し込み作業完了。
空気に触れずに硬化すること、また硬化後も空気に触れる事が無いので、接着剤の経年変化による剥離等を極めて起こりにくくしています。



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ご依頼者様が、メタルヘッドグリップのご注文でしたので、グリップも新規で制作致しました。
上が、外した状態で、下が装着した状態です。



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写真では分かり難いですが、既存グリップ部が短くなった分、ティップと2Dサクションの仕舞寸を丁度にする為、短くなったバット部のフェルールキャップをお付けしています。
また、専用竿袋(有料)も作らせていただきました。


この様に、使わなくなったシングルハンドロッドをのスイッチ化は、とても賢明な判断だと思います。
そのシステムの利点は、第1にロッドの再利用です。
特に高番手シングルハンドはスペイキャスティング全盛の時代に、中々使わなくなったと言う声を多くお聞きします。
数々の思い出があるロッドを、時代の流れ・・・だけで使わなくなるのは勿体無いし、ロッドが可愛そう。。

第2にグリップを1本持って頂ければ、後は、ロッドのシステムをコレット化するだけで、お手持ちのグリップを汎用できると言う事です。
1本目のグリップは正直そんなにお安くはありませんが、2本目のロッドからグリップ代金は必要なくなるわけですので、ロッド状態にも寄りますが、2〜3万以内で施工出来ます。

ご覧の皆様も、使わなくなってロッドがあれば、是非スイッチ化をご検討ください。

弊社既存のスイッチロッド VertigoSadow Switchは下記のページからご覧いただけます。
http://geniusrod.blog118.fc2.com/blog-entry-702.html

世の中そんなに甘く無い

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先日届いた14,8フィートの新しいスペイロッドの試し振りに行ってきました。

まず、結論から言うと・・
ダメでした。。。

思っていたようなフィーリングでは無かったです。
素振り段階では、ちょっと下半身が強いかな?って感じはあったんですが、如何せん部屋の中での事ですので、実際にラインを通して振るとまたフィーリングが違うだろうと、ちょっと期待してたのですが、その甲斐も無く・・って感じでした。

さて、実際に何がいけなかったのかと言うと、サードセクション(以後#3と表記)とバットセクション(以後#4と表記)が少し強い事でした。
それが原因で、ティップセクション(以後#1と表記)とセカンドセクション(以後#2と表記)の曲がりから#3への連動がスムーズでは無かったのです。
つまり、業界用語で言うと#3と#4が仕事をしてくれなかったんです。

スカンジナビアンラインや、スカジットラインを投げるには申し分無いアクションでしたが、私的にはもう少しバット側の曲がりを感じながら投げたいと思っている為、今回のものは没です。。

工房に帰って、早速デザイナーさんと打ち合わせをし、取り敢えず#3と#4を作り変える事に致しました。
デザイナーは全面的に設計のし直しと言ってましたが、難しい事は抜きにして、#3を15%程度、#4を10%程度強さを抑えてもらう事をお願い致しました。
今よりもほんの少し#3と#4が仕事をしてくれれば、劇的に良くなるのでは無いかと思ってます。

ただ、一つ大きな問題が・・
次の試作が上がってくるまでに、また1ヶ月以上掛かるのでは無いかと。。。

まあ〜良いものを作るためには、妥協をせず行くしかありませんね、時間は掛かっても・・
試作1回で”これだっ”!って物が出来るかと密かに期待してたのですが、世の中そんなに甘く無かったですわ!





BTSブランク組み上げ ジーニアス風

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新しく出たBST(ビックトラウトアンドサーモン)は杉坂ブランドの湖用スペイロッドです。
グラスとカーボンのコンポジットで、張りと粘りを上手く融合させた、杉坂さんお気に入りの1本です。

そのブランクを使って、組み上げの依頼が来、ようやく出来上がりましたのでご紹介させて頂きます。

スペックは 13' 0" #8,9,10と正に湖スペック・・・
と言うより、朱鞠内湖でのイトウスペックですね!
そして、ご覧の通りブランクは目が醒めるような赤!
このブランクで、センスよく作って下さいとの依頼でした・・・

正直困りました。。
ここをこうして、あんな形で・・スレッドはこの色で・・と細かな指定を頂いた方が、作るには楽。
だけど、ざっくりと”センスよく”と言われても・・・

まあ〜頼まれた以上、私なりに頑張ってみました。。

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組み上げるにあたり、クライアントさんは2つの意向を下さいました。
一つ目は「これをグリップの何処かに使って下さい」と緑と赤と黒のバールコルクを数個渡されました。
二つ目は、トリミングを山吹色ないしはそれに近い色を巻いて欲しい。
あとは、新藤さんのセンス・・・で・・・でした。。

グリップデザインは、Wハンドロッドの顔の様なものですから、ここが不細工で雑だったら、幾ら素晴らしいアクションでもテンションが下がります。。
数少ない指定条件をクリアしながら、どの様なデザインにするか・・

本当に悩みました。

で・・出来上がったのが写真のロッドです。

クライアントさんは、コルクに塗装が掛かっているのが嫌いらしく、卒なくかつ存在感のあるデザイン。。
いくら塗装をしないと言ってもバールやラバーコルクでコテコテのコンビネーションは避け、ブランクの色とのマッチ性を考えた結果 ご覧のデザインに・・

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ブランクを入手した数日後、杉坂さんからリールシートが送られて来ました。
ALPS SPEY ALS20というリールシートですが、このシートは本来メタルフィラーが一体構造になっているもの。
それを杉坂さんが、フィラー部分を切断し手持ちの花梨バールでスペーサーを再生されています。

花梨は木固めエースという塗料?が施されていました。
これは、木目に塗料が浸透し、木の本来の風合いを損なわずに防水処理ができるという塗料です。
そう! どこの家にもある木肌むき出しの食器、例えばお碗とか・・
あれも、木固めエースで処理されているものが多いのです。

艶が無いのだけれども、しっかりと防水になっていると言うのが特徴的ですが、私はこれをあえて塗装しちゃいました。
だけど、”てらってら”に光らさず、半艶状態で仕上げています。

やっぱり、全く艶が無いものよりも、半艶とは言え多少艶がある方が高級感が出る様に思いますので・・・

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さて、今度はネーム入れです。
そもそものBTSロッドは、綺麗な字で書かれています。
つまり、手書きですね!
本当に器用に綺麗に書かれています。。  羨ましいです。

僕はあんなに綺麗に書けないので、レタリングを作っちゃいました。

ロゴも勝手に作っちゃいました。。
杉坂さんには了解済みですので、思いっきり自分好みに作っちゃいました。。。

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最後はバットエンドです。

以前、杉坂バンブーを作った時に使ったゴム製のマッシュルームがあったので、それを使うことにし、土台となる金具は特注で作りました。
このマシュルームは、M8の国産ネジを使用していますので、本体にもネジ穴を作り、くるくると回すだけで脱着できます。

目の覚める様な赤いブランクにスカーレットのスレッド、そしてその脇には淡いオレンジの飾り糸。
ワインレッド/ミントグリーン/ラベンダーのジーニアストリコロールもちゃんと付けました。
そして、ネーム上部にはバットエンドから丁度80cmの所にトリミングと同じオレンジで印を入れました。

本日出来立てのほやほや状態です。
クライアントさん、気に入ってもられると良いのですが・・

最近は、こんな仕事もお受けしています・・って 言う意味の投稿でした。。

スイッチロッド用 ライン

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デタッチドグリップシステム スイッチロッド用のラインが届いた。
軽いものから順に ◼︎5/6F-320gr(20gm) 30f ◼︎6/7F-380gr(24gm) 32f ◼︎7/8F-440gr(28gm) 33f

このバリスティックラインは、スカンジナビアンヘッドで、長さも9m~10mと短めに設定されているため10f~11fのスイッチロッドにぴったりです。
また、重さの割にライン全体が細いので、オーバーヘッドキャストも十分できる優れたラインです。

いずれロッドが完成しましたら、どこか関東地方に近い河川での試投会も計画していますので、興味のある方は楽しみにしておいて下さい。

ジーニアスビルド スペイロッド色々

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年末から新年にかけて、なぜかスペイロッドの依頼が多くなってきた。
注文の大半は、SIR-GREEN SPEY。
中でもSEACHER"SakuraMaster"の注文は圧倒的ではあるが、中には他社ブランクをジーニアスビルドで・・
とおっしゃる人もいます。

そこで今回、その他社ブランクを使って作ったロッド達を紹介したいと思います。

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Power-Bow Lyric 2017メモリアル 

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3P開発にあたり、今年も色々なドラマがありました。

開発に着手して約2年、その中でも今年2017年は殆どがテストを兼ねた釣行でした。
その中でも、特に思い出に残った渓魚達とロッドの2ショット写真をまとめてみました。

よかったら見てください。

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3Pバンブー 全ラインアップ完成

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遂にやった!

出来上がった。。。!

一番苦労した 7' 5" #4 が遂に出来上がった。。。。!

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料理で言えば、今までも十分美味いのだが、さらにコクと旨味が加わったような・・
何だか、興奮してよく分かんない表現ですね。
兎に角、早く皆さんに見てもらい、振ってもらいたい。

軽快でシャープでキレキレ!なアクション。
それなのに突っ張り過ぎない最高のロード感!
気持ち良いとは、正にこのこと。

嬉しい。。。
本当に嬉しい。。。
最高のものが作れた。。。。

ジーニアスロッドがペゾンを追求し始めた15年前、試行錯誤の結果、漸くできた時の喜びより嬉しくて感動してます。

販売価格やコスメ、そしてオプションパーツ等 早く決定して販売発表するとしよう。
お待ち頂いてる方々、もう少しお待ちください。。







あまりの興奮に今晩 寝れないかも・・・・



続々決定

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ジーニアスバンブー 3ピースモデル

続々とアクションが決定しています。

3回のトライ&エラーの末、漸く決定したのは、8’2”#5 
このロッドは、小中規模渓流のドライフライ&ウエットフライに適してアクションに仕上げました。
8'3" 3Pにもかかわらず、非常に軽く1日中振っていても疲れません。
小渓流でテンポよく釣っていく様なドライフライフィッシングには向きませんが、比較的大きなフライを遠くから静かに釣るには打って付けです。
しなやかでありながら底力のあるアクションは、WF5Fをいとも簡単にすべて投げることができます。

先日アクションが決定した8'5" #5/6の気持ち良さに負けず劣らず、良いアクションに仕上がってます。
アクションが決定しましたので、販売価格等リリースに向けて準備いたします。

これで、3P 4モデル中3モデルが決定しました。
あとは、7’5”#4ですが、4回目のテーパー変更をし、今ブランクの接着剤乾燥中です。
今月末にフェルールが到着しますので、それが着いたら速攻で仕上げてまたテストです。

新しい3ピースモデルは、どれも自信作です。
特に私自身、ずっとずっと秘めていたバンブーロッドとは?を漸く具現化できました。
その思いはいずれまた、このブログで綴って見たいと思います。。

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Author:GENIUS ROD MAKER
このブログは、ジーニアスロッドメーカーの正式サイトです。

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