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2019-10

MONTANA LINE インプレッション1

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前回紹介したモンタナラインのフィールドテストに行ってきました。

私の場合、普段はサワダARⅡWF4FとWF5Fを状況に応じて使い分けて来ました。
そのラインと今回のモンタナラインとの違いはどうか?
また、サワダより使えるのか否か・・?を検証するためのテストです。


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モンタナラインは、パッケージから出すとライン先端部はループになっています。
最近のラインは殆どループになっていますが、私の場合スペイラインは別として、ドライフライの場合はこのループって好きになれず、写真のようにループ部分をカットしてリーダーコネクターをセット致しました。

ここへ、12フィート4Xリーダーの先端約60センチほどカットし、そこへ5Xティペットを約120センチ程足してリーダー前長約14フィートとし、#16のワイルドキャナリーを結んでセット完了。
因みに今回フィールドで使用したラインは、WF4Fを3ピースバンブー Hunter7' 2" #4とMirage7' 5" #4にセットして試しました。

普段行く地元の川は下流から上流までその渓相は様々で、非常に開けた場所もあれば、難しいテクニックのいる場所もあるのでテストの場としては丁度良く、午前中は比較的上流部で、午後からは開けた本流で試して来ました。

足元のポイントから、少し離れたポイントと、フライを投げて行きます。
第1印象は、悪くない・・むしろ良いじゃない!!!
フライも綺麗にターンするし、ラインスピードも思いのままにコントロールできる。
ロッドに乗る感触も、重過ぎず軽すぎずと丁度良い感じでした。
ただ、非常に柔らかいラインである為、ストリップして来たラインを無造作に左手で持っているとシュート時に絡んでいたりするので、この辺りは慎重にならざるを得ないって感じました。

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バックループを背後に作れないポイントと言うのは、どのフィールドでも一つや二つあるものです。
そんな時私の場合は、ラインの先端とリーダーを水面に置いておいて、竿先までのラインを前後に揺らし、その反動で前方へシュートすると言ったキャストを良く行います。

目の前のポイントはバックに木が生えて、それが年々成長し、バックスペースが全くない上に、ポイントまで7〜8メートル。何時ものように投げて見るものの上手く行きません。ある程度飛ぶのだが、最後にターンしないで失速してしまうではありませんか!
これは、ラインテーパーがスロー過る為の現象かも?と思い、現場でライン先端12~3センチカットし、そこへコネクターを付けて見たところ、嘘のようにターンしてくれる!

よし!、今日はこの状態ですすめていこう。
それから、日暮れまでその現状を維持し、色々なエリアを釣って見ました。

カット長を整理すると、事前に切ったループと、今回の現場でのカットを含めて、約18センチカットした計算になりました。ただ、これは一つの目安にしかしていません。更にカットしなければ行けないのか?またこのままで大丈夫なのか?今後のテストの結果次第という事は、言うまでもありません。

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現在地元の川は極端な渇水状態。それに加え最上流部へのアクセスルートが工事中の為解禁から通行止め。
その為、最上流部に行けない釣り人が、中流部や下流部に集中する為、魚も既にスレスレ状態。

そんな中、僕のフライにご機嫌で飛び出てくれる気の良い魚達は、皆このサイズ。
こんなチビちゃん達数匹と遊んだ後は、本流のお気に入りコースでテストして来ましたが、現在のところ結果としては、十分使えるラインでした。
一番驚いたのは、この日釣り開始から約7時間、同じラインを使い続けました。
あくまでもテストですので、釣る前にラインクリーニング等は一切しないでスタートしました。
サワダライン時代では、釣る前のラインクリーニングは勿論、どうにかすると30分〜1時間毎にクリーニングを施さないと、ラインの滑りが極端に悪くなりましたが、7時間1回もクリーニングを必要としませんでした。
これには正直驚きました。

更に驚きはまだ続きます。

激しい流れでもラインは浮き続けています。そう、沈まないのです。それも1日中使っても・・
良く経験したのは、ラインの先端が直ぐに沈むと言う事。これは今まで使って来たラインはほぼ先端が沈み易かった。
特に長い距離を流したい場合は、このライン先端が沈んでしまう現象は、実に厄介者でした。
それが嫌でリーダーにグリースを施す際、ライン先端にもそのグリースを付けておりましたが、このモンタナラインは、その必要が無くなる訳です。

何時間釣っても滑りは失わないし、浮き続ける・・
流石高いだけはあると納得しましたが、高いラインは皆そうなのか?と言う疑問も湧いて来ました。
高い以外に何か理由があるならぜひ知りたいとところですが・・・

これだけ考えても、かなりメリットがありそうですが、まだまだフィールドテスト第1段階です。
今回は季節柄比較的小さなフライを使ってのテストでした。
これからの最盛期は、僕達が常用しているフライパターンでの釣りが、一番面白い時期でもあります。
そのフライを使った時にこのラインのフィーリングはどうか?

次回はその辺りを検証して行こうと思います。

まず第1段階としては、とても良いラインでした。。



新しいライン

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今年のクラフト展で、とあるブースで販売していたライン。
Made in Montana アメリカ製のフローティングライン。

販売者曰く、ソフトプレゼンテーションが可能で、非常に柔らかく耐久性が良いとのこと。

何と無く面白そうだったので、WF4FとWF5Fを注文して先日それが届いた。


montanaline1.jpg

古くなったサワダARⅡの4番と5番のリールに新しいラインを巻き直しして、近直フィールドテストです。

ラインを触った感触では、物凄く柔らかい。
柔らかいと言う事は、流れに同調し易いから、今までのラインよりナチュラルドリフトが優しいかも・・・
テーパーもスローで、なるほどソフトプレゼンテーションを想定しているな〜って一目で分かる。
ただ、ソフトは有難いが、ターン能力が乏しいのは頂けない。。
その辺りは実際にいつも使っているドライフライを、いつのと同じリーダーシステムに合わせてフィールドでどうか?ってところですかね!

第一印象としては悪くないラインです。
お値段も10000円とちょっと高めですが、耐久性がめちゃくちゃ良いと言う事なので、日割り計算するとそんなに高いものでは無いのかも?でも実際に使わないと、この件もなんとも回答が得られませんから、この辺も踏まえてテストして来ます。
これが本当に良ければ、うちの窓口から販売も視野に入れてますので、サワダラインが入手不可能となった今、ちょっと期待のラインって事で、ご覧んお皆さん、またインプレッションしますので楽しみにしておいてください。。

あ!そうそうこのラインも、13日の土曜日に試投して頂けるよう、丹沢へ持って行きます。。


注)丹沢レクチャー締め切り間近↓↓↓↓エントリーがまだの方はこちらから
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ファールドリーダーのテスト

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ファールドリーダーのテストに行ってきました。
タイプの異なる3本のリーダーをそれぞれテストいたしました。

結論から先に話をすると・・・・

第1弾としては、失敗でした。。


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7.5フィートのファールドリーダーに先ずは4Xティペットを約5フィートほど付けて全長12.5フィートとし、そこへ#14のワイルドキャナリーを結んでスタードです。

三者三様それぞれに個性はありましたが、共通してターン能力が凄まじかった。。
1.5mものティペットを付けているのに#14のフライだとターンし過ぎてしまう。
その後、3Xティペットに#10ジャシッドまで色々使ってみましたが、結果はそう大差ありませんでした。

実践において、僕の理想のターンは、ゆっくりと目で追えるくらいのスロースピードでループを作り、ロッドティップを止めた状態で待っていると、フライはゆらゆらと惰力でターンする。。
これが僕の基本ターンオーバー状態です。
あくまでも惰力でターンする・・がとても大事で、これがあるからロッドを振るスピードや力加減で、しっかりとターンさせたり、逆にさせなかったりのコントロールが調整できるのです。


afr3.jpg

テスト第1弾としてのファールドリーダーは、そのターン性能は極めて強く、リーダーコントロールやティペットコントロールがちょっとしたコツが必要でした。
この辺りは、リーダーそのもののテーパーを変えたり、織り込む糸の本数を加減したりと改善方法はあるらしいのですが、ファールドリーダーはその柔らかさから、比較的短いシステムでもナイロンと同じような釣りが出来るのではないかと期待してましたが、今回のリーダーの場合に関してはそれでは無かった。

実践での欠点はありましたが、利点もあったのは事実です。
取り敢えずテーパー変更やその他考えられる方法で再チャレンジしてみる事とします。
上手く行けばジーニアスリーダーとして・・と考えていますが、さてどうなることやら。。。



ファールドリーダー

Fouled Leader
afl.jpg

ファールドリーダーってご存知ですか?
細い糸を何層にも編んだリーダーのことなんですが、意外に知名度が低い様で僕も実際に知りませんでした。

どちらかと言えば構造はシルクリーダーに近いものだと思いますが、相手がシルクに対してこれはナイロンです。
長所と言えば、非常に柔らかく柔軟性に富んでいると言うことと、ターンオーバー性が非常に良いと言うことらしい。。

らしいと言うのは、実際にまだ使ってませんので、らしい。。と言う表現になってしまいます。

実はこの写真のリーダーは市販品ではなく、特別に作って頂きました。
まず、全長を7,5フィートと定め、異なったバット長を3タイプ。
これらを今季のフィールドでテストしようと思っています。

このリーダーに興味を持った最大の理由は、柔らかいと言うこと。
柔らかい故に複雑な流れに同調し易いと言う点ですが、その上ターン性能がいいと言うことですので、僕達が推奨するハックル一杯の大きなドライフライも単純に考えて使い易いのではないか・・と思ったからです。

まだ実際にフィールドで使っていませんので、近々テストしてこようと思ってます。
その結果はまた報告させて頂きますが、ちょっと期待のリーダーを見つけてしまいましたが、果たして結果は如何に。。。

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Master-Bow LONGCHANP 7' 5" #5
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Wild Canary

Wild Canary
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ワイルドキャナリーを巻いてみた。
サイズは一番上から左回りに#12 #14 #16
どのサイズもフックはサワダDU3 リマリックスピナーだ。。

ワイルドキャナリーは、僕の大好きなフライの代表格で、もう一つはスペントバジャー。
これらのスピナーパターンは、何とも言えない魅力を感じる。
大好きの理由は単純、良く浮き、良く見え、良く釣れる、そして何より格好いい! 
正にドライフライの鏡の様な存在だ!

僕がフライを巻くとき、常に心掛けていることは、出来る限りパターンに忠実に巻く事です。
それはそのパターンが生まれた理由とか、どうしてそのマテリアルを指定したのかという作者の意図が必ず有るからです。
100年以上も続くフライフィッシングの歴史から見れば、フライ歴僅か40年の僕が、ちょっとやっただけで分かったことを言い、指定されているパターンを自分勝手に変えることなんておこがましくて出来ません。。

だから出来るだけ忠実に巻きたいのです。。

スピナーは通常アップアイフックに巻かれます。
このフックは、使い方を間違えるとひっくり返ったり、逆立ちしたりとちょっと厄介なフックです。 
だからと言って容易に形を変えたりはいたしません。
何故なら・・それらを使って何の苦もなく釣りをされている諸先輩方が沢山居られるからです。
世界中のフライマンがアップアイを使ったとき、ひっくり返ったり逆立ちしたりが当たり前であれば兎も角、いつ投げても何回投げても躍動感あふれる流れ方で沢山の渓魚を釣っている人達が実際にいます。
つまり厄介な部分は形のせいでは無く、自分のせいであると言う事です。
ならば、諸先輩方の様に釣れる様勉強すれば良いだけと思っております。

安定した状態で浮かぶプロポーション。

ひっくり返らないプレゼンテーション。。

フッキング率を高める流し方。。。

たった1個のフライが、自分自身のスキルを高めてくれるなんて、他にこんなパターン見当たりません。。
このフライを使うだけでフライフィッシングの奥深さを感じるのです。
何でもかんでも、合理的だと言う理由で簡素化するのでは無く、じっくりと歴史と向き合って見れば、もっともっとフライフィッシングの楽しさや、本質が見えて来る様な気がするのは僕だけでしょうか。。

キャスティングの師匠である岡崎市の平岩豊嗣氏は私にこんな金言を教えてくれました。

「名人と子供は太い糸を使う」 これ、、深いですよね!

今は諸先輩方を見て習い、何の邪念も持たず日々過ごす子供であっても、いずれは名人になりたいと願っています。
そうなれば、自分オリジナルって堂々と言えるコンセプトが一つくらいあってもいいかも!
でも生きているうちに、どうも来そうじゃないな。。この調子で行けば。。。

ワイルドキャナリーはフライフィッシングって何か! そんな熱い想いにさせてくれる貴重なパターンですね!

少なくとも僕にとっては・・・


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フライの話

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私の使うフライは写真の様にハックルをいっぱい巻いたドライフライです。
ちょっと常識では考えられないほど一本のフックに何枚ものハックルを巻いて行きます。
そして、吟味したマテリアルを一つ一つ丁寧に時間を掛けて巻いて行きます。

ドライフライで一番大事な事。。
それは良く浮き、よく見え、壊れ無い事です。
それらを上手に流す事で、良く釣れるフライとなるのです。

バランスが崩れては浮きも悪くなりますし、直ぐに壊れてしまう様な物では、折角時間を掛けて巻いてもその努力も台無しになります。

そこ迄してこのフライ達にこだわる理由はただ一つ!

格好良いから… それ以下でも以上でも無い。。
少なくとも僕自身は。。

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