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2007-12

2007 FINAL

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2007年ももう直ぐ終わろうとしています。
今年も様々な出会い・・そして別れ・・・ 色々なドラマがありました。

2006年11月より開校いたしました「キャスティングレッスン」も早いもので1年が経過いたしました。
参加されます方々も相変わらず熱心に日々過酷な練習に没頭しておられる・・
この姿勢は皆、当初から変わりない。

ジーニアスロッドと言う物を、もっと理解して頂きたく開講した「ジーニアスロッドを楽しむためのレクチャー」・・・
関西は天川村で、そして関東は丹沢ホームにて実際のフィールドでどのようにジーニアスロッドを使うのかをご披露させていただいた。
結果は大成功であった。
以来、参加者との親睦も深まり、今現在に至っている。

今年は単独のイベントが多かった・・
レクチャー以外にも、岡崎のカイトさんの協力による試投会。
静岡の高橋さんのご好意による試投会。
また一つ素晴らしいアングラー達に出会うことが出来た。

新作も発表した・・・
数ある中で、一番の目玉はやはりマスターパパ『ハンサムボーイ』のリリースであろう。
このロッドには相当な思い入れと時間を掛けた。
おかげで最高のロッドが出来上がった。

初夏の一番いい時に怪我。完治まで約2ヶ月もかかった・・
しかしその後の釣りではとても思い出に残る良いヤマメやイワナを釣った。

細かく書くときりが無い・・

今年も有意義な時を過ごせたと、感じております。
これもひとえにジーニアスロッドを支持してくださる皆様のお蔭と感謝しております。

『偽』と言う漢字が今年の一文字に決まりましたね!
しかし私の場合、フライフィッシングの真髄を迷わず突き進む姿勢は、来年も変わりありません。
真のバンブーロッド・・真のアクション・・ 理論と実践が伴う本物のロッド作り・・・

支持くださる皆様が居るからこそ、迷わずに来れた・・

今年も本当にありがとうございました。
2008年も共に思い出に残る良い年にしたいものです。
“ガンガン”行きますので・・お楽しみに!

皆さん。。良いお年をお迎えください。

ジーニアスロッドメーカー   新藤 忠伸


Scene of memories

Title:『ある邂逅』
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「バンブーロッドなんて時代遅れさっ!」
「フライキャステイングできない奴の逃げ道だよ!!」
私の周りのフライマンの会話が聞こえてくる・・・・
ホントウニソウダロウカ?? 心が揺れ動く・・
実は私もそう思いかけていた・・新藤氏と出会うまでは・・・

ナンダ?コノヒト?スゲー!!!!!
新藤氏のキャスティングを目の当たりにして私のモヤモヤは消し飛んだ。
コノヒトニ・「サオ」ヲ・ツクッテモラオウ!

手元に来たDS-9シュウティングボウの初陣の場を思案するうちに禁漁を迎えたある日・・・
釣仲間から声が掛かった。
「北関東の冬季釣り場でデッカイ虹鱒が釣れるらしいぜっ!!」
「一応自然河川の本流を開放しているからイイ感じじゃないかな?」
「お前も行くかぁ?そのケッタイな竹竿もって!!!」

ケッタイ・デハナイ・マァ・ミテオレ・フフフッ・・・!!

出処不明の高揚感を抑えつつ私は河原に立っていた。
トロンとした大淵の流れ出しがアヤシイ!!
オーバーヘッドでは背後のバンクを叩きそうなのでスペイというかロールの兄貴でストリーマーを流す。DS-9はしなやかだが張りがある、釣り下りながらラインが通せる時はオーバーヘッドで投げる。#10フローティングラインを10mでカットしたヘッドを軽々と運び、シュート後リールが逆転する。

その音はまるでゲーム開始のファンファーレの様で実に心地よい!!
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緩い流れで泳ぎのよいフライにチェンジした数投目に当たりが来た・・・
ズシリとした引きにDS-9は綺麗な弧を描いている・・
しかし不思議である。何故か暴れずに魚が寄ってくる・・・・手応えは十分“デカイ”はずなのに・・・

スリリングなやり取りを覚悟していたのに、安心してファイト出来たのもバンブーだったからだろう。ソノ魚は仲間の差し出したネットに難なく収まった、こんな時ベテランの仲間はアリガタイ!!いざ計測してみると56センチあり放流魚にしてはきれいな虹鱒!

ライネンハ、モットステキナ「サカナ」ヲ、ツッテヤルゾウ!!

密かに誓う私なのです・・・・・
こんな素晴らしい「釣り」と「ひと」と「竿」に出会えた事にアリガトウを言います!!
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ジーニアスロッド・・これから長い付き合いになりそうだ。

写真と文:横溝昌一



Scene of memoriesの投稿及び詳細はこちらから


Scene of memories all


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詞藻

ご存知の様に、私は2000年にトーナメントキャスター出身の異色ビルダーとして登場いたしました。 実はこの言葉に自分自身も、些か戸惑いを感じながら今日にあると言っても良いでしょう。しかし一方では、世間がそう思っているのであれば、素直に受け入れた方がいいとも思ってきました。

2007年、早いものでビルダーとしてデビューして7年が経とうとしています。
この7年間に私なりに展示会やイベント等、出させて頂き、ジーニアスロッドをアピールしてまいりました。
年を重ねる度、徐々にではございますが支持してくださる方が増え、7年が経過した今、「ジーニアスロッドじゃないと」と言う有難いお客様もいらっしゃいます。
しかしその一方で、私がトーナメント出身ビルダーや、ペゾン崇拝者と言うだけで、硬いロッドだとか、遠投用ロッドだと勝手なイメージが先行しているようです。
これもまだまだジーニアスロッドという知名度の低さから起こる現象でしょう。

そこで、今一度ジーニアスロッドというものがどんなものなのか、また私新藤は、どんな考えからロッドを作っているのかを、出来るだけ正確な表現でお伝えしたいと思っております。
今回は、写真の無い非常に地味な構成ですが、2007年最後のくだらぬ遠吠えだと思い、最後までお付き合い頂ければと思います。

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