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2010-04

鳥取釣行

tottori1.jpg
本来ならとっくに散っているはずのサクラが満開。この様子から今年のシーズンの察しが付く。
 


この川の魅力は、大物が数多く生息する事である。
一般的に尺を超えるようなヤマメは、簡単にはドライフライに出てこないものである。
特別なエリアや、また特別な河川環境であれば別問題であるが、この鳥取の川はそういった特質された条件でもない。しかし大きなヤマメが数多く生息する大変珍しい川である。

この川の魅力に取り付かれて、もう10年以上になるのだが、いくら大物が沢山いるといってもそれがいつも釣れるかどうかはまた別問題のようだ。
ただそんな彼女達に出会いたくて、今年も西へ車を走らせた。

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願えば適うものだ・・・

つい2週間ほど前の事、工房に一本の電話が入った。

受話器の向こうは、フライフィッシャー編集部Y氏、聞けば、あろう事か私を取材したいと言うではないか・・・

そしてカメラマンは何と津留崎 健さん・・・  遂に本丸の登場だ・・・

テーマは『トラディッショナルパターンでの釣り』

近年には珍しく、ハックルを沢山纏ったドライフライで釣りをしているところを是非取材したいとの事。。


そして昨日・・・

フィールドも紹介されますので、差し支えの無いところで奈良県天川に行ってきました。

今年は全国的にシーズンが遅く、また2日前に降った大雨の影響で川の水位は高く、また水温は低いという
悪条件で随分苦戦を強いられましたが、何とか無事終了いたしました。


いや~しかし緊張しました。。
条件が悪かった事もあるんですが、中々1匹が釣れなくて・・

お昼過ぎ、遂にイワナをヒット・・

その1匹で「良かった取り合えず魚の写真が撮れた」とホット一安心。
緊張が解けたのでしょうか、本来の自分のリズムで釣が出来、その後アマゴ、イワナと数匹追加。

残念ながら大物は出ませんでしたが・・・


私のスタイルを見て編集部Y氏も新鮮な感じだと言って頂きましたが、何より話が合ったのは津留崎さんとでした。というのも、20年ほど前に津留崎さんは沢田さんの撮影もしておられ、またハンサムボーイの生みの親である池田浩悦さんも撮った事があることから、この釣り方に関する話や、当時のエピソード等、尽きる事は無かった。


今回の記事は、早くもフライフィッシャー7月号(5月22日発売)で載るらしいで興味のある方は是非見てください。
文章は私が書くのではなく、編集部Y氏が私を取材した様子を書き表す訳ですので、どんな内容かは、今のところ定かではありませんが、見応えたっぷりの内容であって欲しいと願うばかりです。

今回の取材依頼が来た時は正直嬉しかったです。 
だって何時の日かフライフィッシャーに出たいと思い続けて来たのですから。 

2年前も東さんの取材でバンブーロッドビルダーとして出しては頂きました。この時も非常に嬉しかったし感謝もしています。しかし、私自身ビルダーがロッド作りをしているのではなく、アングラーがロッド作りをしている事を常に意識してきただけに、今回の釣行取材は“遂に来た”って感じでとても嬉しかったのです。

しかし一方では、自分ごときが豪そうに、この釣りを語っても良いのだろうか・・そんな戸惑いもありました。
そんな不安を抱きつつも、編集部Y氏の質疑応答にも十分納得の行く説明も出来たと思います。
この釣り方が少しでも多くの方に届けば私としては大成功ですし、きっと伝わるだろうと自信を持っています。


フライフィッシングってそもそも面倒臭い釣り方です。
その面倒臭いの部分を楽しみに変われば、違った世界が見えてくると思っています。
「明日行くからフライ巻かなけりゃ」と言う発想ではなく、じっくりデスクに腰をすえ、たっぷりとマテリアルを吟味しながら最高の1本を巻く。 
巻き上がったフライを色々な角度から眺めながら妄想・・・ これもフライフィッシングの楽しみ方でしょ!

綺麗なループで飛んでいくライン・・ そのラインに酔いしれるのもまた良し。
ラインの先には、ため息が出るような格好良いフライ。。

そんな事を永遠と語った取材日となりました。

後は、納得の行く文章に、「頼みましたよ編集部Yさん」

そんなわけで、ご覧の皆さん是非、是非、本屋あるいはプロショップにてフライフィッシャー7月号のご購入
よろしくお願いいたします。






解禁!やっとスッキリ!!

hisaasss.jpg

解禁しましたね。。。
解禁から数回、何となく釣れていはいるが、何だかスッキリしない日々・・

そんなある日、久しぶりの平日釣行だったので、ゆっくり時間を掛けて考える釣りをしてみよう。
そんな思いで、何時もの川までドライブ。

ドライも良いが、やはりこの時季はウエット・・・?
丹沢で新藤さんに習った事のおさらいもあって、ウエットフライで釣り上がることにした。 
そうだ!一度リーダーシステムを変えてみよう!今回は何時もよりちょっと長めの12ft。
ドロッパーにロイヤルコーチマン。リードにシルバーマーチブラウンを結んだ。

そう言えば、丹沢で新藤さんにショットあげたよナ~。  
場合によっては、ショットを打ち、すばやくフライを沈め、ポイントで縦のターン・・
結構効果的だと新藤さん言ってたな~・・・使ってみよ! 

そして、あるポイントで・・

目の前の流れに少し大きめのループを作り、真っ直ぐにキャスト。
ゆっくりナチュラルにドリフトしてフライが沈んでいく。
そして自分の思うところで、ラインを張り縦のターン。。。

来た・・・!

ガッチリとリードフライのシルバーマーチブラウンを咥え込んでくれました。
尾鰭も背鰭も完璧、粋な面構えで一目で年を越したヤマメと分かった。

イメージ通りのドリフトで綺麗なヤマメを獲れて「やっとスッキリ」です。
今年は「ホスキンス」が「Dood Job」です。

by YOKOSUKA-TAKU

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今年もようこそScene of memoriesへ・・・

天然種のヤマメ・・とても綺麗ですね。

自分の思い描く通りに釣る事が出来た魚って凄く意味がある1匹ですよね!

幸先良いスタートで、今年は大物の予感一杯でしょ・・・

また投稿お待ちしております。

新藤 忠伸



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“ムーンライト”第2回戦目の報告

kinugawa-yamame-aaa.jpg


 “ムーンライト”の第2回戦を報告いたします。

4月4日(日)、天気は曇り、この日の鬼怒川は、前日とは打って変わって最高気温10℃の肌寒い一日でした。  
午前9時頃から南西の風が強くなり、お昼頃にまで目立ったハッチは無く、車内から川の状況を確認。  
12時を回る頃、オオクママダラのハッチに誘われ、ヤマメもたまらずライズ!わずか30分ほどでしたがドライを楽しむことができました。

ドライで釣った3本のうちの2本(25cmと26cm)・・・ロッドは残念ながらACXエフェメラです(笑)  
今後は是非ジーニアスロッド、ホスキンス・スパイダーあたりを鬼怒川のドライに試してみたいと思っています。
 
ハッチが修了した後は、再び沈黙・・・・  その後、目立ったハッチも無く、イブニングに突入。  
気温・水温とも低いためなのか?いい時間になってもヒゲナガのハッチが確認できない!  それでも、ディナータイムは水面を意識しているはずと思い、“ムーンライト”にAR2のWF-7Fをセットし、2X9tfのリーダーには、リードフライにグレートセッジ#6、ドロッパーにシルバーセッジ#8を結び、流れ込みからダウンアンドアクロスで釣り下る。  

キャストレンジは15ヤード程度、“ムーンライト”のトルクフルなパワーを楽しみつつ、丁寧にフライを泳がせる。直ぐに1尾目がヒット、8寸サイズのヤマメであった。  前回も感じたのだが、ロッドを通して感じる魚の躍動がカーボンのそれとは明かに違い、よりダイレクト感が強いように思えます。魚の引きがより楽しめる感じです!  
その後、9寸ヤマメを2匹追加しました。 今回は、残念ながら尺上はお預けとなりました。  

kunugawa2.jpg


鬼怒川のイブニングで“ムーンライト”を使用するにあたって、最も心配していたことがロッドの長さです。
それまで使用していたシャノンに比べ1f6inc短いため、ラインが手前の流れに食われやすく、自分の理想とするフライの泳ぎが演出しにくいのではないか!? と言うことでした。  
実際に2回使用して、以外とその影響は無いようです。(意識的に流れに対して鋭角に打っているから?この場合、キャスト距離も必要となるがムーンライトのキャスタビリティは◎です)  ただ、フライの泳ぎというか、ロッドを通したラインや水圧の重みは、カーボンと感じ方が違うため、慣れが必要だと思います。(フライの泳ぎの状態を感知することはウエットでは重要ですから)  これは精進あるのみですけど・・・(笑)  いずれにしても”ムーンライト”は、自分の想像以上の仕事をしてくれます。  正に“鬼怒川イブニングスペシャル”と呼びたくなるほど鬼怒川にマッチしています!  改めて新藤さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。    

追伸  写真撮影の時など、地面にロッドを降ろす時が最も気を遣います。(傷つかないように!) 

============(^O^)/=== 大田原のW==================

今年一番乗りの投稿です。

大田原のWさんは鬼怒川で数多くの大物を仕留めている達人中の達人。。

尺に届かないとは言え、グラマラスなヤマメですね! 

6月には是非一度、鬼怒川を案内してくださいね!

投稿、ありがとうございました。

次回は、40ヤマメ・・・期待しております。

新藤 忠伸



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