雨の越後
イワナ30cm

新藤様
お言葉に甘えて、投稿させていただきます。
鳥取の牧野さんの後だと、凄すぎて投稿するのも気が引けてしまいますね。。。
サイズが小さく感じてしまいますが、ハニーブレットで尺が釣れましたので画像を送らさせていただきます。
報告:M2
http://blog.goo.ne.jp/m2ffmade/e/ab814cc79f3d3c1b020e01ebe15675c1
_____________________________________________________
M2さん
またまたの投稿ありがとうございます。
雪が解け、ようやく渓流本番と思うも束の間、もうイワナ釣りシーズンですね!
その調子で、シーズン後半バシバシに釣りまくってください。。
新藤 忠伸
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ジーニアスロッド レンタルサービス実施中
詳細はhttp://www.genius-rod.com/001/rental/guidelend.html

新藤様
お言葉に甘えて、投稿させていただきます。
鳥取の牧野さんの後だと、凄すぎて投稿するのも気が引けてしまいますね。。。
サイズが小さく感じてしまいますが、ハニーブレットで尺が釣れましたので画像を送らさせていただきます。
報告:M2
http://blog.goo.ne.jp/m2ffmade/e/ab814cc79f3d3c1b020e01ebe15675c1
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M2さん
またまたの投稿ありがとうございます。
雪が解け、ようやく渓流本番と思うも束の間、もうイワナ釣りシーズンですね!
その調子で、シーズン後半バシバシに釣りまくってください。。
新藤 忠伸
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大岩魚2連チャン
イワナ39.5cm

またもや鳥取の牧野氏の報告です。
なんと先日32センチの大岩魚を釣った同じ川で、今度は会心の39.5cm
イワナ33cm

そして39.5を釣って間もなく今度は33cmをGET
全く、牧野氏が凄いのか、鳥取の川が凄いのか・・・?
A級のアングラーとそれを歓迎してくれるフィールド。
全く羨ましい限りです。
ロッドはハニーブレッド、フライは#10のジャシッドだったそうです。
文:新藤 忠伸
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またもや鳥取の牧野氏の報告です。
なんと先日32センチの大岩魚を釣った同じ川で、今度は会心の39.5cm
イワナ33cm

そして39.5を釣って間もなく今度は33cmをGET
全く、牧野氏が凄いのか、鳥取の川が凄いのか・・・?
A級のアングラーとそれを歓迎してくれるフィールド。
全く羨ましい限りです。
ロッドはハニーブレッド、フライは#10のジャシッドだったそうです。
文:新藤 忠伸
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Master-PaPa Next Edition その2

先日平岩さんと岐阜県のとある河川に訪れた。
勿論、目的は平岩ロッドのテストです。
今回で、事実上3回目のテストとなりましたが、私自身が同行してのテストは始めて。
色々と勉強させて頂くつもりで、午前中はロッドを持たずに1眼レフとビデオカメラを片手に平岩さんの釣りをじっくりと拝見させて頂いた。
この章のお題は「平岩ロッドの開発報告」、本来ならロッドに関して話を進めて行きたい所ですが、その前に少しだけ平岩さんの釣り方の話・・・
『驚異のナチュラルドリフト』
平岩さんはドライフライをするとき、リーダー全長は平均で12フィートだと言う。
実際の釣りを見せて頂くまで、12フィートでどの様に釣るのかは、とても興味があったのでその当りをしっかり見せて頂きました。
詳しい事はここでは書けませんが、兎に角驚異のナチュラルドリフトです。
俗に言う「ドライフライキャスト」で正確にポイントとの距離とタイミングをフォルスキャストで計り、一直線に伸びたループに急にブレーキが掛かり、適切な糸ふけを作って水面に落ちる。
たったこれだけの事である。
理屈を考えれば当たり前とは言え、それでも何時までも水面を美しいフライがふわふわ漂っている。
今回、テストに選んだフィールドでも、そのナチュラルドリフトの成果はてき面で、いたる所で平岩さんのフライにアマゴやイワナが飛びついた。今回の最大は29センチと尺には届かなかったが、見事なイワナを、何と私が釣りこぼしたポイントから引きずり出した。
過去に私は仕事柄多くの著名なアングラーの釣りも見てきました。
その人達は一様に皆さん名人達で、今現在も関連誌に登場されています。
比べるわけでは有りませんし、優劣を付けるつもりも有りませんが、平岩さんは私が過去に見たどんな人より遠くから釣っていたし、その上あの短い?リーダーで、何時までもナチュラルにフライが流れていた。しかも、ティペット4Xや3Xで、いとも簡単にそれをやってしまう。
正直、これが“フライフィッシング”と言う物だと思いました。
数多くのポイントを手際よく釣っていく中で、こんなシーンがありました。
複雑な流れの向こう側にドライフライキャストをし、ターン直前に“ふっ”とリーダーにスラックを加えてプレゼンテーション。
私は着水したフライを見つめて、「何ぼなんでも、そこは流せへんやろ?」と心の中で思ったのも束の間、そのフライは見事に流れに同調しているではないか。
このスーパーマジックともいえるドリフトは、その全てがライン、リーダー、ティペットが作り出すループとポイントに対するプレゼンテーションが全てだと平岩さんは言う。
つまり全てが計算の元に成り立っていると言う事であろう。
このプレゼンテーションを出来るだけポイントから離れ、正確に行なえるかどうかは、ロッドの性能で大きく変わってくると言う事です。

『良い仕事しますね!スローなバット』
さて、肝心のロッドについて進めて行きましょう。
スペックは7‘5“と定めた事は前回お伝えしたと思います。
異なる2本のバットと1本のティップで、それぞれ再度検証と言う事になり、最初にテーパーのきついバットを組み合わせてテストしていただいたが、結果的にスローなバットとの組み合わせがダントツにコントロール性と不意の遠投にも適応する能力も備わっている事がはっきりと証明出来た。
この組み合わせは、テストをお任せしていた時から「良いね」と返事いただいていましたが、私自身、ラインを通さず素振りをした感じでは、圧倒的にテーパーのきついバットの方が良いと思っていただけに、その回答は意外であった。
しかし実際に釣っている姿を見させて頂き、納得しました。
明らかにループ形状が違い、ポイントへの正確性も明らかに違っていた。
スローバットに変えた途端、平岩さんの釣りはまるで「水を得た魚」のようであった。
今更ながらに、ロッドの性能でその釣りのレベルが大きく変わるのだと改めて痛感した瞬間であった。
そしてこのテーパーで概ね決定となったが、一皮細い物をもう1本製作し、各々に比べてみましょうとなった。
フェルールの汎用性を効かせ、ティップとバットを付け替えれるようにしておけば、色々な発見があるので、とても都合が良い。
これが良いロッドを作るためには不可欠な技法であると共に、弊社ではずっと行なってきたことである。
このテストが上手くいけば、平岩ロッドの誕生もそう遠くはない。
しかしこればかりは、やってみないことには何とも言えないのだが、私としては次回でおおよその決定があればと願っています。。

いや~しかし、凄い人が居るものですね!
皆さんにも機会があれば、平岩さんの釣りを見せてあげたい、いや絶対に見るべきだと思いました。
そしてあのアプローチは絶対に覚えるべきだと思いましたね!
平岩ロッドの販売を記念して、『平岩実釣レクチャー』なんて行なえればいいですね!
平岩さんが「いいよ」と言っていただければ・・・
あ! 勿論 平岩ロッド購入者だけですけど・・・・(笑)
そんな事を密かに考えながら、3回目のテストは終了いたしました。
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ジーニアスロッド レンタルロッド 17日スタート
詳細はhttp://www.genius-rod.com/001/rental/guidelend.html
Rental service holding
〈7月17日スタート〉先行予約受付中
来る7月17日より ジーニアスロッドのレンタルサービスを実施いたします。
http://www.genius-rod.com/001/rental/guidelend.html
バンブーロッドは道具の一つと言え、やはり高価な買い物です。
その高価な買い物を物を見ないで購入するのはとても勇気のいる事です。
そこでこの度ジーニアスロッドメーカーでは日頃イベント等で皆さんに試投して頂いておりますデモロッドをレンタルさせて頂く事となりました。
http://www.genius-rod.com/001/rental/guidelend.html
ジーニアスロッドを欲しいと思っているが、中々実物を見る機会が無い。
最近気になるロッドではあるが、実際に見てみないと納得できない。。 等
色々な理由から購入まで至らない方々に是非ご利用いただきたいサービスです。
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ビギマムさんでのタイイングデモ 報告

先日大阪のビギナーズ・マムさんのご好意により、タイイングデモをさせて頂きました。
お題は、先月のフライフィッシャーに載りました“スペントバジャー”です。
皆さんの興味は複数のハックルをどうやって巻くのか・・と言った事でした。
フライフィッシャーが発売されてから、あの記事を読んだ方の中で自分なりに巻いては見るものの、中々上手に巻けないという事もお聞きいたしました。
複数枚を巻くときのテクニックや、フライその物のバランス等、中々教科書では知ることの出来ない事実を私なりにお伝えいたしました。
集まって頂きました方々には、十分この手のフライの魅力をお伝えできたと思っておりますが・・・
いかがだったでしょうか・・?

元々この企画は、シルクラインの矢野さんから「タイイングを見せて欲しい」と要望がありました。
同じなら好意にさせてもらってる『ビギナーズ・マム』さんにお願いしてみます・・と矢野さん。。
そしてビギナーズ・マムさんが快く引き受けてくださったと言う事で、やらせて頂きました。
かなりイレギュラーな企画でしたので、極僅かな人数で行うものだと思っていましたが、来店してびっくり!
大変大勢の方達がもう既に私を待っていてくれていました。。
その中には、懐かしい顔も・・http://www.kensawada.com/w_sp/exhibition.php
2003年グランプロドレッサーを含め10数名の方が見る中、スペントバジャーとジャシッドのタイイングは無事終了させて頂きました。
タイイング中やその後も、参加者からは鋭い質問も飛び交い、大変有意義で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
この手のパターンは、大変格好の良いフライですが、ヤマメやアマゴ、そしてイワナと言った渓魚を釣るのに有効なフライ達です。勿論釣れるだけではなく、Artな部分もあるとても美しいフライでもあります。
今回参加して頂きました皆様には、是非チャレンジして頂き、この美しく良く釣れるフライで、格好良いフライフィッシングを体験して頂きたいと思います。
ご希望であれば、キャスティングや実際の釣りもレクチャーさせて頂きます。
勿論、タイイングも今回だけに留まらず、ご依頼があれば何回でもさせて頂きます。
皆で楽しいフライフィッシングライフを送ろうでは有りませんか・・・
最後になりましたが、夜の遅い時間に関わらず、多数の方々にご来場いただきましたこと、心よりお礼と感謝申し上げます。
また、このイベントを企画して頂きました矢野さんと数名の方々、そして快くその場所を提供して頂きご協力くださいました「ビギナーズ・マム」の本田さん、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願いいたします。
ジーニアスロッドメーカー代表:新藤 忠伸
大雨がくれた至福のとき

先週末、西日本の各地で大雨警報は発令した。
そんな中、またもや鳥取の牧野氏は大イワナを釣ったと報告を頂いた。
サイズは32センチと立派なイワナであるが、本人は決して満足していなかった。
と言うのは、このイワナを釣った矢先、裕と40を越えたイワナが#8のジャシッドに浮いてきて・・・・
残念ながらそいつは二度と姿を見せなかったらしい。
大雨は時としてとんでもない大物と巡り会うチャンスを呼ぶんですね!
この日は小一時間で8寸平均のイワナが沢山釣れたそうです。。
文:新藤 忠伸
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スペントバジャーとジャシッドのタイイング
「緊急告知」
先月のフライフィッシャーに登場しましたフライ(スペントバジャー)に少なからず興味を持って頂いた方達がおられました。 その方達から、どの様に巻くのか見せて欲しいとの要望があり、僭越では有りますがご披露させて頂く事になりました。
開催場所は、この企画を引き受けてくださったビギナーズ・マムさん。
http://www.club-beginners.com/shop.html
開催日は7月8日(木) 午後8時半から 詳細http://club-b.bbs.fc2.com/
諸々の事情から少々遅い時間帯となりましたが、興味のある方は是非お越しください。
タイイングデモは、スペントバジャーとジャシッドですが、色々なトークを加えながら進めて行きたいと思います。
先月のフライフィッシャーに登場しましたフライ(スペントバジャー)に少なからず興味を持って頂いた方達がおられました。 その方達から、どの様に巻くのか見せて欲しいとの要望があり、僭越では有りますがご披露させて頂く事になりました。
開催場所は、この企画を引き受けてくださったビギナーズ・マムさん。
http://www.club-beginners.com/shop.html
開催日は7月8日(木) 午後8時半から 詳細http://club-b.bbs.fc2.com/
諸々の事情から少々遅い時間帯となりましたが、興味のある方は是非お越しください。
タイイングデモは、スペントバジャーとジャシッドですが、色々なトークを加えながら進めて行きたいと思います。
訪栃レポート その2
初めての鬼怒川 報告

ヤマメとイワナが混生の川だが、ファーストヒットがヤマメとは何だか嬉しい。
昨年11月 栃木県箒川に行った時の事、興味のある方を募ってジーニアスロッドを振って頂こうということになり、平日にも拘らず3名のアングラーにお越しいただいた。その中の一人に大田原のWさんがおられた。
この大田原のWさん、実は鬼怒川フリーク達の仲では有名な大ヤマメゲッターである。
そのWさんから是非鬼怒川へとご招待を頂き、6月26日/27日の2日間大田原のWさんの待つ栃木県へ出かけた。
今回のメンバーは、ジーニアスロッドユーザーのH氏とS氏。
両者は共に神奈川県在住で、私が彼らのところまで自走し横浜で合流。
その足で栃木を目指し、自宅からおおよそ8時間、午前7時半頃東北自動車道矢板ICに到着。
大田原のWさんとは7ヶ月ぶりの再会、挨拶もそこそこに釣り場へと移動。
今回はWさんの他に、千葉県からBlueBackさんも参加。
聞くとBlueBackさんは既に鬼怒川でモーニングを済ませての合流と言う。
何とアグレッシブなアングラーがここにも居た・・・
今回のメニューは日の高いうちは何処かの渓流でドライフライを楽しみ、イブニングに鬼怒川の大ヤマメを狙うと言う、大変贅沢なスケジュールに快くお二人は引き受けてくださった。
午前8時過ぎに目的の川に到着。
大きな川なので5名で入渓し、両岸に別れての遡行となった。
私は、Power-Bow”Crimusonbeauty”にサワダのARⅡWF4Fをセットし4X12フィートリーダーを少しカットしその先に5Xティペットを付けたし全長14フィートのシステムを作った。
フライは#12ワイルドキャナリーを結び、人生初の栃木の渓流にそのフライを投じた。

対岸で私の様子を伺うBlueBackさん
入渓して直ぐに、対岸でBlueBackさんがイワナを釣り上げた以外、しばらくの間特に反応は無かった。
比較的長い瀬から階段状の荒瀬に渓相が変化して早々、流れの肩で良形のヤマメがワイルドキャナリーに出たが、食いが浅かったため直ぐに外れた。
フライが合っていないと判断し、#12のジャシッドに交換してその上流を釣り続けた。
しばらくの間同じような段々の瀬が続き、見るからに“らしい”ポイントを右岸からドライフライキャストでジャシッドを流れの筋に投じた。
泡が切れ、今正にと言う所から先ほどと同じようなヤマメがそのフライを咥えた。
今度はガッチリ掛かった事を確信した私は、安心してそのヤマメをネットに収めた。
サイズは正確ではないがネットの内径から察するに27センチに少し足りない綺麗なヤマメであった。
栃木の渓流第1号ヤマメである。

小さくてもとてもグラマラスな良いコンディションのヤマメであった
少し下流を釣っていたH氏も良形をヒットさすも痛恨のばらし・・・
その後しばらく釣り上がったが、反応はいまいちでそのポイントはそこで退渓。
昼食後、少し下流部まで異動し、私達組とW氏組と二手に分かれ入渓。
私達の後半は音無しであったがW組は小さいながらお二人ともヤマメを1匹づつ釣って前半を終了した。

大渓流はロングキャストも可能で、フライフィッシング冥利に尽きる
いよいよ本日のメインイベント、鬼怒川イブニング“大ヤマメ狙い”である。
Wさんは丁寧に私達のためにポイントとその攻略法を説明して頂いた。
驚いたのは、W氏の的確なアドバイスであった。
大ヤマメがヒットする確率の高い時間を指示し、その時間に本命コースをフライが通過するように調節しながら釣り下る。 もうお膳立ては完璧で私達はイブニングに備えた。
そしてイブニング開始まであと僅かな時間帯、私とS氏がペアとなり、H氏とWさんがペアとなって各々のポイントに挑んだ。
S氏と川原で待つ事30分。 Wさんに聞いていた通りの時間に成る様、本命の少し上流からウエットフライをキャストし始めた。
S氏はウエットと言う物が初めてに近く、折角だからと私に本命を譲って頂き、その上流から釣り始めた。横浜からだとその気になればまた来れるからと言う事もあったのだろう、快く本命を譲ってくれたSさんの心の広さ、頭が下がります。。
私がこの鬼怒川に選んだタックルはPower-BowのMoonLight7’ 6” #7であった。
このロッドは昨年Wさんに御注文いただいたものと同じ物で、鬼怒川の40オーバーの実績を持つ正に鬼怒川ロッドと言っても過言では無いピッタリのスペックであるからでった。
そのMoonLightにARⅡWF7Fをセットし、1X12フィートリーダーの先端に、リードフライとして#6のグレートセッジ、そこからおよそ50センチほど離れたところに、ドロッパーの#10ドライフックに巻いたマドラーセッジを結んでメインイベントの開始であった。
キャストをし始めてから10分もしない内に辺りは真っ暗となった。
勿論キャストしたラインやフライが確認できる明るさではない。
こうなると絶対にミスは許されない。 横着な行動は、全てを台無しにしてしまうからである。シュートしたラインが必ず全て投げきれるように、絶対深追いをしない距離で釣る事にした。 理由はフライを常に確実なターンオーバーをするためである。
キャストし始めて早々、小さな当りがあり、寄せてみると8寸ほどのヤマメがリードフライを咥えていた。
鬼怒川第1号が可愛いヤマメでは少々物足りないが、私を歓迎してくれた事には変わりない。丁寧にフックを外し、そっと水に帰した。
キャスト&スイング・・・ コツコツと小さな当りがロッドに伝わるが、どうもフライに乗る様子が無い。恐らく小さいのだろう。
時間は8時15分 本命のコースをフライが流れていた。
スイングが完了する少し前、まるでロッドティップを何者かに押さえつけられるような重々しい当りと共に、強烈な引きが伝わった。
「よし!来た・・・!」「大きい・・!」その引きから確信した。
と同時に、「ほんまに掛かった・・・!」「Wさんすご~~~!」
川の音しか聞こえない静まり返った水面に私の叫び声が木霊した。

事実上ウエット初体験のS氏、W氏の的確なアドバイスで人生初の尺上ヤマメ
奴は2回ほどリールを逆転させて走った。
しかしその動きに苦知る事無くMoonLigthは良い仕事をしてくれている。
時間にして数分の格闘が、私にとってはとても長く感じたが、やがて奴はネットに納まった。
ネットに入った記念すべき鬼怒川大ヤマメは自己記録更新であった。
丁度私がヒットしたほぼ同時刻に、上流で釣っていたS氏も大ヤマメを釣っていた。
上流から川原を歩く足音が聞こえたと思ったら、S氏が自信のネットに入れたそのヤマメを私に見せに来たのであった。
その2匹を私の大きなネットにキープして再び釣り始めた。
相変わらず小さな当りが続く。 再開して30分ほど経っただろうか、上流で釣っているS氏のリールが逆転している音が聞こえた。 走られて、巻いて、また走られて、巻いて・・そんな事が3回ほど聞こえて、いよいよランディングかと思われて時、「ばれた・・!」とS氏の声・・
聞くとさっきの引きとは比べ物にならないと言う。
魚体も確認できなかったので、絶対とは言いがたいが30代後半、良く言えば40オーバーだったかもしれないとの事。
私にポイントを譲った御褒美をくださった、鬼怒川の神様。
にも拘らず“ばらす”なんて・・・ 残念な様子を隠しきれないS氏であった。

実際に大ヤマメを釣らせて頂き、改めて鬼怒川の素晴らしさを感じた
今回はこの2匹で終了となった。
鬼怒川初挑戦の私達の釣果は36センチと34センチ。
お互いに握手を交わし、その後撮影を済ませ小雨の振る中、W氏とH氏は待つ場所に戻った。
H氏は残念な事に、一度大きな当りを誤って合わせてしまい、その後音無しであったらしい。
こうして今回の鬼怒川釣行は幕を閉じた。
鬼怒川と聞けば大ヤマメがあまりにも有名である。
この釣りをするまでにも、色々と鬼怒川に関して多種多様の言葉を耳にしてきました。
その1つに、「あれは夜釣りだから釣れるんだ」と言っていた人もいる。
しかし実体験してそんな単純な物ではないことが直ぐに分かったし、物凄く集中しないと釣れない。
また視覚が遮られる時間と言う事もあり、感覚に頼らざるを得ない。
鬼怒川フリークの方達が、何故ウエットフライが上手いのかがはっきり分かりました。
そして何故キャスティングにもそれほどまで一生懸命なのかも理解できた。
30数年間フライフィッシングをしてきて、改めてこんな素晴らしいフィールドがあるのかと心より感動いたしました。 36センチを釣ったから言うのではありませんが、この素晴らしい環境で、しかも今まで触った事のないヤマメが純粋に正統なウエットフライで釣る事が出来る。
大ヤマメを釣らせていただいた感動と同時に、大切に守って行きたいフィールドだと痛感いたしました。
今回の釣行は大田原のWさん無くしてはありえない事でした。
大ヤマメもWさんが的確なアドバイスとポイントの案内が無ければありえなかった。
この場をお借りしてお礼と感謝を申し上げます。
本当に楽しい時間をありがとうございました。
その大田原のWさん
私達が釣った同じポイントで翌朝のモーニングで37センチを釣ってます。。

このサイズはご本人にとっては、“まあまあ”らしいです・・・
そして同行していただいたBlueBackさんもWさんの対岸で・・・
http://blogs.dion.ne.jp/blue_back/archives/9529690.html#comments
流石・・・としか言い様がありません。。
いや~直ぐにでもまた行きたくなりますね!
鬼怒川・・最高でした。。

ヤマメとイワナが混生の川だが、ファーストヒットがヤマメとは何だか嬉しい。
昨年11月 栃木県箒川に行った時の事、興味のある方を募ってジーニアスロッドを振って頂こうということになり、平日にも拘らず3名のアングラーにお越しいただいた。その中の一人に大田原のWさんがおられた。
この大田原のWさん、実は鬼怒川フリーク達の仲では有名な大ヤマメゲッターである。
そのWさんから是非鬼怒川へとご招待を頂き、6月26日/27日の2日間大田原のWさんの待つ栃木県へ出かけた。
今回のメンバーは、ジーニアスロッドユーザーのH氏とS氏。
両者は共に神奈川県在住で、私が彼らのところまで自走し横浜で合流。
その足で栃木を目指し、自宅からおおよそ8時間、午前7時半頃東北自動車道矢板ICに到着。
大田原のWさんとは7ヶ月ぶりの再会、挨拶もそこそこに釣り場へと移動。
今回はWさんの他に、千葉県からBlueBackさんも参加。
聞くとBlueBackさんは既に鬼怒川でモーニングを済ませての合流と言う。
何とアグレッシブなアングラーがここにも居た・・・
今回のメニューは日の高いうちは何処かの渓流でドライフライを楽しみ、イブニングに鬼怒川の大ヤマメを狙うと言う、大変贅沢なスケジュールに快くお二人は引き受けてくださった。
午前8時過ぎに目的の川に到着。
大きな川なので5名で入渓し、両岸に別れての遡行となった。
私は、Power-Bow”Crimusonbeauty”にサワダのARⅡWF4Fをセットし4X12フィートリーダーを少しカットしその先に5Xティペットを付けたし全長14フィートのシステムを作った。
フライは#12ワイルドキャナリーを結び、人生初の栃木の渓流にそのフライを投じた。

対岸で私の様子を伺うBlueBackさん
入渓して直ぐに、対岸でBlueBackさんがイワナを釣り上げた以外、しばらくの間特に反応は無かった。
比較的長い瀬から階段状の荒瀬に渓相が変化して早々、流れの肩で良形のヤマメがワイルドキャナリーに出たが、食いが浅かったため直ぐに外れた。
フライが合っていないと判断し、#12のジャシッドに交換してその上流を釣り続けた。
しばらくの間同じような段々の瀬が続き、見るからに“らしい”ポイントを右岸からドライフライキャストでジャシッドを流れの筋に投じた。
泡が切れ、今正にと言う所から先ほどと同じようなヤマメがそのフライを咥えた。
今度はガッチリ掛かった事を確信した私は、安心してそのヤマメをネットに収めた。
サイズは正確ではないがネットの内径から察するに27センチに少し足りない綺麗なヤマメであった。
栃木の渓流第1号ヤマメである。

小さくてもとてもグラマラスな良いコンディションのヤマメであった
少し下流を釣っていたH氏も良形をヒットさすも痛恨のばらし・・・
その後しばらく釣り上がったが、反応はいまいちでそのポイントはそこで退渓。
昼食後、少し下流部まで異動し、私達組とW氏組と二手に分かれ入渓。
私達の後半は音無しであったがW組は小さいながらお二人ともヤマメを1匹づつ釣って前半を終了した。

大渓流はロングキャストも可能で、フライフィッシング冥利に尽きる
いよいよ本日のメインイベント、鬼怒川イブニング“大ヤマメ狙い”である。
Wさんは丁寧に私達のためにポイントとその攻略法を説明して頂いた。
驚いたのは、W氏の的確なアドバイスであった。
大ヤマメがヒットする確率の高い時間を指示し、その時間に本命コースをフライが通過するように調節しながら釣り下る。 もうお膳立ては完璧で私達はイブニングに備えた。
そしてイブニング開始まであと僅かな時間帯、私とS氏がペアとなり、H氏とWさんがペアとなって各々のポイントに挑んだ。
S氏と川原で待つ事30分。 Wさんに聞いていた通りの時間に成る様、本命の少し上流からウエットフライをキャストし始めた。
S氏はウエットと言う物が初めてに近く、折角だからと私に本命を譲って頂き、その上流から釣り始めた。横浜からだとその気になればまた来れるからと言う事もあったのだろう、快く本命を譲ってくれたSさんの心の広さ、頭が下がります。。
私がこの鬼怒川に選んだタックルはPower-BowのMoonLight7’ 6” #7であった。
このロッドは昨年Wさんに御注文いただいたものと同じ物で、鬼怒川の40オーバーの実績を持つ正に鬼怒川ロッドと言っても過言では無いピッタリのスペックであるからでった。
そのMoonLightにARⅡWF7Fをセットし、1X12フィートリーダーの先端に、リードフライとして#6のグレートセッジ、そこからおよそ50センチほど離れたところに、ドロッパーの#10ドライフックに巻いたマドラーセッジを結んでメインイベントの開始であった。
キャストをし始めてから10分もしない内に辺りは真っ暗となった。
勿論キャストしたラインやフライが確認できる明るさではない。
こうなると絶対にミスは許されない。 横着な行動は、全てを台無しにしてしまうからである。シュートしたラインが必ず全て投げきれるように、絶対深追いをしない距離で釣る事にした。 理由はフライを常に確実なターンオーバーをするためである。
キャストし始めて早々、小さな当りがあり、寄せてみると8寸ほどのヤマメがリードフライを咥えていた。
鬼怒川第1号が可愛いヤマメでは少々物足りないが、私を歓迎してくれた事には変わりない。丁寧にフックを外し、そっと水に帰した。
キャスト&スイング・・・ コツコツと小さな当りがロッドに伝わるが、どうもフライに乗る様子が無い。恐らく小さいのだろう。
時間は8時15分 本命のコースをフライが流れていた。
スイングが完了する少し前、まるでロッドティップを何者かに押さえつけられるような重々しい当りと共に、強烈な引きが伝わった。
「よし!来た・・・!」「大きい・・!」その引きから確信した。
と同時に、「ほんまに掛かった・・・!」「Wさんすご~~~!」
川の音しか聞こえない静まり返った水面に私の叫び声が木霊した。

事実上ウエット初体験のS氏、W氏の的確なアドバイスで人生初の尺上ヤマメ
奴は2回ほどリールを逆転させて走った。
しかしその動きに苦知る事無くMoonLigthは良い仕事をしてくれている。
時間にして数分の格闘が、私にとってはとても長く感じたが、やがて奴はネットに納まった。
ネットに入った記念すべき鬼怒川大ヤマメは自己記録更新であった。
丁度私がヒットしたほぼ同時刻に、上流で釣っていたS氏も大ヤマメを釣っていた。
上流から川原を歩く足音が聞こえたと思ったら、S氏が自信のネットに入れたそのヤマメを私に見せに来たのであった。
その2匹を私の大きなネットにキープして再び釣り始めた。
相変わらず小さな当りが続く。 再開して30分ほど経っただろうか、上流で釣っているS氏のリールが逆転している音が聞こえた。 走られて、巻いて、また走られて、巻いて・・そんな事が3回ほど聞こえて、いよいよランディングかと思われて時、「ばれた・・!」とS氏の声・・
聞くとさっきの引きとは比べ物にならないと言う。
魚体も確認できなかったので、絶対とは言いがたいが30代後半、良く言えば40オーバーだったかもしれないとの事。
私にポイントを譲った御褒美をくださった、鬼怒川の神様。
にも拘らず“ばらす”なんて・・・ 残念な様子を隠しきれないS氏であった。

実際に大ヤマメを釣らせて頂き、改めて鬼怒川の素晴らしさを感じた
今回はこの2匹で終了となった。
鬼怒川初挑戦の私達の釣果は36センチと34センチ。
お互いに握手を交わし、その後撮影を済ませ小雨の振る中、W氏とH氏は待つ場所に戻った。
H氏は残念な事に、一度大きな当りを誤って合わせてしまい、その後音無しであったらしい。
こうして今回の鬼怒川釣行は幕を閉じた。
鬼怒川と聞けば大ヤマメがあまりにも有名である。
この釣りをするまでにも、色々と鬼怒川に関して多種多様の言葉を耳にしてきました。
その1つに、「あれは夜釣りだから釣れるんだ」と言っていた人もいる。
しかし実体験してそんな単純な物ではないことが直ぐに分かったし、物凄く集中しないと釣れない。
また視覚が遮られる時間と言う事もあり、感覚に頼らざるを得ない。
鬼怒川フリークの方達が、何故ウエットフライが上手いのかがはっきり分かりました。
そして何故キャスティングにもそれほどまで一生懸命なのかも理解できた。
30数年間フライフィッシングをしてきて、改めてこんな素晴らしいフィールドがあるのかと心より感動いたしました。 36センチを釣ったから言うのではありませんが、この素晴らしい環境で、しかも今まで触った事のないヤマメが純粋に正統なウエットフライで釣る事が出来る。
大ヤマメを釣らせていただいた感動と同時に、大切に守って行きたいフィールドだと痛感いたしました。
今回の釣行は大田原のWさん無くしてはありえない事でした。
大ヤマメもWさんが的確なアドバイスとポイントの案内が無ければありえなかった。
この場をお借りしてお礼と感謝を申し上げます。
本当に楽しい時間をありがとうございました。
その大田原のWさん
私達が釣った同じポイントで翌朝のモーニングで37センチを釣ってます。。

このサイズはご本人にとっては、“まあまあ”らしいです・・・
そして同行していただいたBlueBackさんもWさんの対岸で・・・
http://blogs.dion.ne.jp/blue_back/archives/9529690.html#comments
流石・・・としか言い様がありません。。
いや~直ぐにでもまた行きたくなりますね!
鬼怒川・・最高でした。。