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2010-11

奥ゆかしきかなHS/HL(ハイスピード・ハイライン)

hs,hl3
達人の風格・・・ たった1枚の写真からでもその凄さが伝わってくる


「ショートストロークキャスティングへの勘違い」

HS/HL(ハイスピード・ハイライン)はショートストロークキャストと表現をするが、ショートストロークキャスティングはHS/HLにあらず・・

多くの方々にHS/HLを語る上で、先ずはここからだろうと思います。
殆どの方が、HS/HLを勘違いされています。 
事実キャスティングを指導されている方達もショートストロークキャストがHS/HLだと思い込んでいる方、結構いるんです。

実はこの勘違いがHS/HLの解釈を困難にしています。

HS/HLは最小の力で最大の効果を狙ったテクニックです。
小さなモーションで必要なパワーをラインに伝えるには、絶妙な力加減が要求される大変高度なテクニックですが、身体の動きを小さくまとめたこの行為は、事実上ショートストロークと言う事になります。
しかしだからと言ってショートストロークがHS/HLかと言うと決してそうでは有りません。
何故なら、ショートストロークは、単純にどんな形でも小さくロッドを振ることで完成します。それがHS/HLとは程遠いメカニズムを持っていたとしても、ショートストロークと言えばショートストロークだからです。
また、ロッドを小さく振ることで、常にロッドティップに高度があることと、どうしても前後にロッドを早く振ることになるため、高いラインが放出していると勘違いを起こしやすいのもこのショートストロークキャストの大きな落とし穴です。

予断ですが、ループヘッドは高い位置を飛んでいても、自分を通過するフライが低い位置を飛んでいては、何の意味も無い言う事で、この事実に気が付かない著名人たち沢山います。。     予断ですが・・・

最近のロッドは(グラファイトに限り)良く出来ていて、15ヤード位のラインでは、そんなにロッドを大きく振らなくてもキチンとループを作れます。逆に小さく振らないと綺麗なループが作れないと言っても過言では無いでしょう。 だからよく「今の道具でキャスティングをすれば皆、HS/HLで投げている事になる」なんて馬鹿げたことを言う奴も現実に存在いたします。
これは、ロッドが曲がらない硬い物であるから大きく振る必要が無いだけのことで、その証拠にラインが長くなっていくと、その重量が増えるため、それにあわせたロッドの振り幅が必要となるわけでしょ!
つまり実際ショートストロークで振れているラインはたかが知れた長さと言う事です。

一方HS/HLは、コンパクトな移動範囲で大きくロッドを曲げると言うメカニズムですが、ラインを長く出していったところで、その振り幅に大きな違いが無いのが特徴です。
ライン重量が小さい時は、よりコンパクトな振り幅で小さくロッドを曲げて、その重量が加算されてくれば、そのコンパクトな中で大きくロッドを曲げると言う、とても合理的なメカニズムを持っています。
小さく振る理由は、釣り場で最も大切な、「正確にキャストする」定義から、大きくロッドを動かしてわざわざ「正確に振ること」を犠牲にする考えは持ち合わせていないからです。
小さく振ることが“絶対定義”から組み上げられた極意は、単に短くロッドを振ったから出来上がると言う、安っぽいメカニズムでは決して無いのです。

つまり釣り場でフライを投げ込む時の理想を追求していくとHS/HLに辿り着く・・と言う事です。

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