お世話になりました。
2018年もあと2日。
今年もジーニアスロッドを愛する人達のお陰で良い年を過ごすことが出来ました。
VartigoShadowSwitch(デタッチドグリップ)を2月のつるやハンドクラフト展の発表を皮切りに、今年は特にスイッチロッドやスペイロッドの発信が多く、実釣でもそれらを使ってのフィールドが多い年でもありました。
このスイッチ、そしてスペイはもう少し地固めをして行きたいと思っております。
スイッチやスペイの発信が多くなった反面、シングルハンドでの発信が少なくなり、今まで支持して頂いたお客様方に些か寂しい年になった2018年でございました。
しかし2019年は、新しいシングルハンドロッドの販売を計画しております。
そのロッドとは6' 6"の3Pバンブーと、もう1本同じスペックのSir-Green4Pグラファイトです。
3Pバンブーも4Pグラファイトも、このスペックを完成させると、私が欲しい高番手から藪沢用の低番手まで、全て揃う事となります。
つまり、実践的ロッドのラインナップは、これで完結です。
正直今までのジーニアスロッドは、「何が売れるだろうとか」とか「流行り物は何か」なんて考えて作ったことは一度も無く、只々私が使いたいロッドや、欲しいロッドばかり作って来ました。
つまり一言でいえば至って自己中ビルダーです。
このように、欲しい物を形にしていける喜び、またそのワガママなスタイルが通用する職業は他に無いのでは。
早いものでビルダー開業から18年、このスタイルでやって来ました。
こんな幸せな人生を歩めるのは、このワガママな私を受け入れてくださっている皆さんのお陰と、本当に感謝しております。
これからも皆さんの期待を良い意味で裏切るような、ロッド作りに精進して行こうと思っております。
また、ロッド作りだけではなく、そのロッドをどのように使うのか?どのようにキャストするのが良いのか?
その使い道の発信も今まで以上にお伝えしていく所存です。
どうか、ジーニアスロッドを支持して頂く方々には、私を信じてついて来て頂きたいと心よりお願い申し上げます。
”極めた者にしか見えない世界がある” 私の大好きな言葉です。
出来る事なら、みなさんと共にその世界を見たいと願っております。
来年も良い年になりますように。。
ジーニアスロッド 新藤
ニュージーランド釣行

ニュージーランド旅行釣果報告です。
バズーカ砲のようなをケースを担いで行った割に、スケジュールの都合で結果として、一日しか釣りにいけず、且つ又、ここ数日、クライストチャーチ山間部で雨が続き殆どの川が濁り、川ではなく、湖へのガイドとなりました。長くなりますので以下省略しますが、写真のようにブラウン鱒の大物を御社のロッドで釣り上げました。
ガイドもこの湖で、竹竿使ったのも、このサイズを釣り上げたのも、初めて見たそうです。ガイドも御社の竹竿のキャスティングパワーと、釣り上げるパワーに驚いていました。
いずれにせよ、ニュージーランドの釣りは想像以上に繊細でした。

・ロッド Master Bow Longchamp 7ft.5in. #5 3P
・ライン DT5シルクライン
・フライ ドライフライ(14)に、ニンフ(18)
投稿者:牛窪基久