FC2ブログ

2020-06

Master-PaPa Next Edition その2

hiraiwarod.jpg

先日平岩さんと岐阜県のとある河川に訪れた。
勿論、目的は平岩ロッドのテストです。

今回で、事実上3回目のテストとなりましたが、私自身が同行してのテストは始めて。
色々と勉強させて頂くつもりで、午前中はロッドを持たずに1眼レフとビデオカメラを片手に平岩さんの釣りをじっくりと拝見させて頂いた。

この章のお題は「平岩ロッドの開発報告」、本来ならロッドに関して話を進めて行きたい所ですが、その前に少しだけ平岩さんの釣り方の話・・・ 

『驚異のナチュラルドリフト』
平岩さんはドライフライをするとき、リーダー全長は平均で12フィートだと言う。
実際の釣りを見せて頂くまで、12フィートでどの様に釣るのかは、とても興味があったのでその当りをしっかり見せて頂きました。

詳しい事はここでは書けませんが、兎に角驚異のナチュラルドリフトです。
俗に言う「ドライフライキャスト」で正確にポイントとの距離とタイミングをフォルスキャストで計り、一直線に伸びたループに急にブレーキが掛かり、適切な糸ふけを作って水面に落ちる。

たったこれだけの事である。

理屈を考えれば当たり前とは言え、それでも何時までも水面を美しいフライがふわふわ漂っている。
今回、テストに選んだフィールドでも、そのナチュラルドリフトの成果はてき面で、いたる所で平岩さんのフライにアマゴやイワナが飛びついた。今回の最大は29センチと尺には届かなかったが、見事なイワナを、何と私が釣りこぼしたポイントから引きずり出した。

過去に私は仕事柄多くの著名なアングラーの釣りも見てきました。
その人達は一様に皆さん名人達で、今現在も関連誌に登場されています。
比べるわけでは有りませんし、優劣を付けるつもりも有りませんが、平岩さんは私が過去に見たどんな人より遠くから釣っていたし、その上あの短い?リーダーで、何時までもナチュラルにフライが流れていた。しかも、ティペット4Xや3Xで、いとも簡単にそれをやってしまう。

正直、これが“フライフィッシング”と言う物だと思いました。

数多くのポイントを手際よく釣っていく中で、こんなシーンがありました。
複雑な流れの向こう側にドライフライキャストをし、ターン直前に“ふっ”とリーダーにスラックを加えてプレゼンテーション。
私は着水したフライを見つめて、「何ぼなんでも、そこは流せへんやろ?」と心の中で思ったのも束の間、そのフライは見事に流れに同調しているではないか。

このスーパーマジックともいえるドリフトは、その全てがライン、リーダー、ティペットが作り出すループとポイントに対するプレゼンテーションが全てだと平岩さんは言う。
つまり全てが計算の元に成り立っていると言う事であろう。
このプレゼンテーションを出来るだけポイントから離れ、正確に行なえるかどうかは、ロッドの性能で大きく変わってくると言う事です。

hiraiwaroddo2.jpg


『良い仕事しますね!スローなバット』
さて、肝心のロッドについて進めて行きましょう。
スペックは7‘5“と定めた事は前回お伝えしたと思います。
異なる2本のバットと1本のティップで、それぞれ再度検証と言う事になり、最初にテーパーのきついバットを組み合わせてテストしていただいたが、結果的にスローなバットとの組み合わせがダントツにコントロール性と不意の遠投にも適応する能力も備わっている事がはっきりと証明出来た。

この組み合わせは、テストをお任せしていた時から「良いね」と返事いただいていましたが、私自身、ラインを通さず素振りをした感じでは、圧倒的にテーパーのきついバットの方が良いと思っていただけに、その回答は意外であった。
しかし実際に釣っている姿を見させて頂き、納得しました。
明らかにループ形状が違い、ポイントへの正確性も明らかに違っていた。
スローバットに変えた途端、平岩さんの釣りはまるで「水を得た魚」のようであった。

今更ながらに、ロッドの性能でその釣りのレベルが大きく変わるのだと改めて痛感した瞬間であった。

そしてこのテーパーで概ね決定となったが、一皮細い物をもう1本製作し、各々に比べてみましょうとなった。 
フェルールの汎用性を効かせ、ティップとバットを付け替えれるようにしておけば、色々な発見があるので、とても都合が良い。
これが良いロッドを作るためには不可欠な技法であると共に、弊社ではずっと行なってきたことである。

このテストが上手くいけば、平岩ロッドの誕生もそう遠くはない。
しかしこればかりは、やってみないことには何とも言えないのだが、私としては次回でおおよその決定があればと願っています。。

hiraiwarod3.jpg

いや~しかし、凄い人が居るものですね!

皆さんにも機会があれば、平岩さんの釣りを見せてあげたい、いや絶対に見るべきだと思いました。  
そしてあのアプローチは絶対に覚えるべきだと思いましたね!

平岩ロッドの販売を記念して、『平岩実釣レクチャー』なんて行なえればいいですね!
平岩さんが「いいよ」と言っていただければ・・・
あ! 勿論 平岩ロッド購入者だけですけど・・・・(笑)

そんな事を密かに考えながら、3回目のテストは終了いたしました。

*********************************************

ジーニアスロッド レンタルロッド 17日スタート
詳細はhttp://www.genius-rod.com/001/rental/guidelend.html

大岩魚2連チャン «  | BLOG TOP |  » Rental service holding

プロフィール

GENIUS ROD MAKER

Author:GENIUS ROD MAKER
このブログは、ジーニアスロッドメーカーの正式サイトです。

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ