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2020-06

レッスンを通して確信した事

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先週末の二日間、実釣レッスンとキャスティングレッスンの二本立てでお客様を指導させて頂きました。

今回のお客様は埼玉からお越しで、実に8年振り2回目の来奈。
以前は夜行バスでみえられ、1DAYレッスンでその日にお帰りになりましたが、今回は2日間みっちりとフルメニューで行いました。

そのメニューの内容は、初日に実釣レッスン。2日目にキャスティングレッスンです。

今回この2日間のレッスンを振り返り、受講されます方々にとって非常に意味深く価値のある内容であると言う事、また何よりも何故HS/HLが必要なのかと言う事も身を持って理解して頂ける事を確信致しました。


初日の実釣レッスンは、自然の渓流を利用した冬季管理釣り場です。

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この日は雪もちらつく寒い日だった為か、釣り人は私達二人だけ。
前日にニジマスの追加放流をしているとは言え、魚は全て沈んでしまっていました。

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釣り上がりのスタイルはドライフライであれ、ウエットフライであれ、基本的な釣り方は同じ。
今回はウエットフライ(私はウエットに限らず水中を釣る事を総称してウエットと呼んでいます)で、深く沈んだ魚をどうの様に釣るのか?
キャスティングの妨げになるウキを付ける事なく、どの様にあたりを感知するのか?
それにはやはり適切なプレゼンテーションが必要。




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適切なプレゼンテーションが出来れば、あとは流すだけ。
何もしていないのに、魚が勝手に掛かっている。。


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想い通り釣れれば、自然と笑みがこぼれる。
と同時に釣り方への自信が付いてくる。
自然の渓流でウエットフライをする時、一定の条件を省けば殆どがドライフライがダメな時が多い。
ドライフライがダメな時は、やはりウエットフライも難しい時。
自分のフライがどのように流れているのか?
あたりが無ければ流し方が不味いのではないか?
もっと沈めた方が良いのではないか?とまさに負のスパイラル状態。
そんな時この時期の河川管理釣り場は、シーズン中の訓練が出来るので有難い。


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2日目はキャスティングレッスン。
練習に用いたのは、新発売のSIR-GREEN7番と6番。
基礎を身に付けるため7番のハードセクションをチョイス。


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本人はバックキャスト時にアップキャストがどうしても上手く行かないと言う。
色々なスクールに行き、学んで来たがイマイチ改善できず、ずっと悩んでいたらしい。

アップキャストが出来ない事からバックキャスト時のロッドの角度が非常に立った状態で終了している。
これは、ロッドを寝かす事でラインが下がり、後ろへ引っ掛かるのが怖くて寝かせないとも言う。
言っておくが、彼は初心者ではありません。
そこそこ上手に投げる方でさえ、適切なバックキャストは難しいと言う事です。

先ずはバックキャストを正常化することからレッスンが始まりました。


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午前9時から約5時間、みっちり練習して頂き、悩んでいたアップキャストもほぼ完璧に…
ラインの放出角度が理解できれば、ロッドを倒すことの恐怖感も無くなり、その為フォワードキャストのストロークも十分に確保できる。
レッスン終了時には写真のようにタイトで高度のあるラインを投げる事が出来るの様になりました。



フライキャスティングは、何と言ってもリストを柔軟に使えるかどうかでかなりそのクウォリティが違います。
初日の実釣レッスンの時、ドライフラキャストが釣り上がりのプレゼンテーションの基本であると指導致しました。これは、ウエットフライとて同じ事です。
ドライフラキャストを上手にするには、前後に投げるループをそのまま上下に展開するのですが、理屈が分かっても実際に直ぐに出来る人はそうは居ません。
それはアップキャストの本当の運び方を理解出来ていないからに他なりません。
余談ですが、バックキャスト終了時にロッドティップが“ピタッ”っと静止しないで暴れるのも正確なアップキャストが出来ていないからです。

私は各地で行われる野外イベント等でHS/HLデモをさせて頂いているのですが、水平に飛ばすキャストが、フィッシングキャストの最も基本形だと言うのは、HS/HLキャスティングさえ身に付ければ、フィールドで適切なプレゼンテーションをするためのループ作りが直ぐに理解出来るからです。

ポイントに対してどの様にプレゼンテーションしたいのか?
その為にはどの様な角度でどの様なループを作ればいいのか?
その為にはどの様にロッドを動かせば良いのか?
そして、それらを完成させるにはどんなアクションのロッドが必要なのか?

キャスティングレッスンだけでは伝え切れない道具としての本質とそれを使ったテクニックの数々。
今回のお客様も身を持って理解して頂いたと信じて止みません。


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このブログは、ジーニアスロッドメーカーの正式サイトです。

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