2017-09

GENIUS MEETING AKITA2107

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ジーニアスミーティングを開催いたしました。

記念すべき第1回の会場は秋田。
秋田はご存知 池田浩悦氏を育てた地でもあり、素晴らしい渓相はもちろん、素晴らしい渓魚たちに出会う事のできるフライマンにとっては憧れの地です。

その素晴らしい秋田で、ジーニアスロッドユーザー6名が集結いたしました。


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7月21日(金)伊丹空港7時55分発の秋田行きに搭乗。
もう10年来秋田へ行くのはこの便である。

秋田到着は9時10分
秋田空港では東京からM氏、神奈川かわS氏、浜松からW氏、徳島からU氏、そして地元秋田からT氏が合流。

便の関係で私が一番到着が遅く、着いた時には皆さん首を長くして待っておられました。。
M氏、S氏、U氏は秋田初釣行ですので、気合の入り方が経験者と何処と無く違う事を感じます。。

さあ〜いよいよ秋田ミーティングの始まりです。。。

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「7月21日」
今回の参加者全員が、Master-PaPa HondsomeBoy所有者です。そのこともあって「皆さんに一言ご挨拶したい」と池田さんが空港までお迎えに来て頂きました。

一通りの紹介が終わって、これで解散かと思いきや、「河川敷でキャスティングを見てあげましょう」と予想もしなかった池田さんの言葉に皆さん大喜び!
早く釣りをしたい気持ちも、その一言で吹っ飛んだようです。。

そして空港にほど近い河川敷まで移動し、池田さんのデモンストレーションから始まり、参加者個々の個人指導へと展開していきました。

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すでに気温は30度を超えていました。
ジリジリと暑い日差しが指す中、皆さん池田さんの言葉を逃すまいとどの方も真剣な眼差しです!

池田さんの個々の指導は、5〜6分といった所でしょうか、出来ている部分と直さなけらばいけない部分を的確に指示されていました。とても分かり易い説明は、私も非常に勉強になりました。

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池田さんのキャスティングは、実戦で行うキャスティングと全く同じです。
フィールドの状況による投げ分けや、高いループと低いループの投げ分け。
その全てが実戦あるのみのキャスティングです。

だから、ループの形がどうだとか、効率がどうだとか・・
そんな事は一切言いません。。

つまり近距離であれ、遠投であれ、実戦に役立たないキャスティングは単なるパフォーマンスだからです。

汗を流しながら習う事約1時間少々。。
皆さん満足のようでした。

サプライズレッスンは皆さんのみならず、私も非常に有り難かったのは言うまでもありません。
本当に参加者の皆さんへのお気遣い心より感謝いたしました。

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池田さんと別れ、初日にフィールドへ到着したのは、午後1時頃でした。
この川は、昨年8月末に訪れた際、とてもよく釣れた私のお気に入りのフィールドです。

昨年より10センチほど水位は高く感じましたが、それが返っていい感じです。

時間が時間だけに入渓を別れずに、みんな一緒に釣歩くことにいたしました。

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5名の参加者が交代で釣っていってもらいます。
時間にして15分少々。その中で私が気付いた事をその場でレクチャーするといった方法で釣り上りました。

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水位、水温、共に最高ではないかと感じたのですが、中々反応がありません。

行けども行けども、何かおかしい。。

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フライのサイズを変えたり、パターンを変えたりと、考えられる手段は全て試すも、全く反応なし。
かろうじて、チビヤマメが遊んでと言わんばかりフライに洒落付く程度。

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そんな中、秋田3年目のW氏が漸く良型ヤマメを釣り上げました。

これを機に皆さんも釣れ始める・・・とはいかず、残念んながらこの日は、もう1匹小型のヤマメ(それもW氏が釣った)が釣れただけ。。

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#10のフックに厚巻したハックル。
それを上手くポイントに投げるには、それなりのリーダーシステムが必要ですし、ライン番手も考えなければ行けません。
つまり、現在日本の渓流で最もベーシックとされている細く長いリーダーではとてもじゃないが使え無いと言う事です。

一言で言えば、短く太いリーダーを4番や5番といった重いラインにセットして使うのです。
まるで時代を逆行するかの様な仕掛けで、流れを攻略していきます。。

それらのシステムで上手に釣るにはプレゼンテーションアプローチ、その後のラインさばき等が課題となるのです。
そしてそれらが上手くできる様になる事で、信じられないほどの時間や距離をフライが自然に流れます。
その様を見ていると、そこで出ないならこのポイントはお留守だと、ある意味断言できるほどです。

今回は様々なポイントでのアプローチによるプレゼンテーションの仕方、またその後のライン処理を案内致しました。
これは、中々定例の丹沢では出来ない事から、参加者全員に喜んで頂けたのでは無いかと自負しております。

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しかし、出ない・・・

そうこうしている内に時間となり退渓。
正直10年来秋田に来ていますが、ここまで反応がない事は初めてでした。

足元の良い所で着替えをしようと言う事になり、林道を下りました。
舗装道路に変わってほどなくして右手側に駐車場があったのでそこで着替えをする事に。
すると数分後に2人組のフライマンが入って来たのです。

そう言うことか・・・!
多分、先行者はこの2人組だ。。

秋田の渓流で全く反応がないって事、今までになかった。
最悪です・・と言ってても5匹や6匹は釣れるから、何でだろ?と思っていたのが、この2人組だろう・・

ミーティング初日は、何とかヤマメの顔が見れたものの、ちょっとストレスが残る釣果であったが、これも釣りです。
自然が相手と、良い状況で人が入らないわけがないですので・・・

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今回は秋田市内のホテルを根城にし、初日のお疲れ会は地元でも評価の高い焼肉屋さん。。
この店で後発の埼玉のT氏と合流。
たらふく焼肉を食ったあと、秋田美人の居るラウンジへ・・

5人のおっさんは、釣りの時よりの生き生きしておりましたm(_ _)m

それにしても美味かった・・・    焼肉がですよ!

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「7月22日」
この日は仙北地方を流れるとある河川へ。
ここでは昨晩合流となった埼玉のT氏も加わり、総勢7名。これで今回は全員集合です。

この川は初日の川よりもパブリックで、秋田県民のみならず岩手や青森からの釣り人も多い、超有名河川です。
放流事業も盛んで、魚は沢山い居ると聞かされたいましたので、期待を胸に2日目スタートです。

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内容は初日と同じ。 個々に釣ってもらって気付いた点をアドバイスです。
ただ昨日と違うのは、3人づつ2パーティーに別れました。

この川は林道がすぐ横を走っているため、どこからでも入退渓が出来るためです。

今回も勿論ドライフライ1本です。。
川の規模が少し大きいため、普段と勝手が違う様でキャスティングレンジは勿論、プレゼンテーションにも少々梃子摺っている様です。

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川の規模に関わらず、流し方や立つ位置は変わりません。
ポイントへの攻め方も、殆ど同じです。

例えば、ポイントの数の多さは、狭い川より広い川の方が多いのは当然。
見方によっては、どのポイントも良く見え、今釣っているポイントで十分に流せてないのに次のポイントが気になるって事経験ないですか?
川が大きく、反応が今一の時に限ってその傾向が誰でも出る様です。
同じ位置から3箇所狙える流れがあるとすれば、その3箇所を確実に攻めるにはどの様な狙い方をすれば良いのか?
また、1つのポイントに掛ける時間はどの程度なのか?
その辺りが2日目の課題となりました。

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3名が交代しながら釣るも反応はありません。
3名とも少々ダレ気味になって来たので、少し釣らせて下さいと、私が選手交代。
これから瀬が連続するかかりのポイントで#10ジャシッドを静かに吸い込んだのは、可愛い岩魚でした。

ひょっとして、ここから先が魚影が濃いかもしれないと選手交代した時、下流で釣っていたパーティーが林道をテクテク歩いて私たちの元へ。。

気になる釣果は、入渓早々ヤマメらしき魚がフライに出たのだが、その後全くだったらしい。

このまま釣り続けるか、河川移動するか?
苦渋の選択です。 雨も次第に強くなり、このまま降り続けると通ってきた林道で何か起きないとも限らない。
安全なうちに下流まで下る方が賢明と判断。

一路 もう一つあてにしていた河川へ移動する事にした。

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秋田といえば池田浩悦、池田浩悦といえばハンサムボーイ。。

という事で。ハンサムボーイ並べてみました。。。

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移動時間約40分少々。
その間、時折激しいくらいの雨。

少々の増水は覚悟の上ですが、濁りだけは堪忍してほしい。
そんな願いも虚しく、現地到着にみたものは、大大大濁流です。

終わった・・・・

仕方ありません。
最終日の明日に期待をかけて、この日はこれでおしまい。

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22日(土)は当初から予定していた『池田さんを囲む会』と題した晩餐会を秋田駅近くの居酒屋で行いました。

当然のことながら話題は、池田さんに纏わることばかりです。
フライをどうやって覚えたか?とか、沢田さんとの出会いとか、キャスティングの話、桜鱒の話と付きませんでした。

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そして、池田さんからの2つ目のサプライズ。
秋田初参加者全員に、池田さん製ワイルドキャナリーをプレゼンテしていただきました。
このことは僕も知りませんでしたので、私もびっくり。。

全く、池田さんって、人を惹き付けるのが上手いんだから〜〜 
弟子を思う気持ち・・あざ〜っす! 感謝申し上げます。

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秋田駅西側にある「かまくらの郷」というお店。
さすが、かまくらだけあって、刺身がかまくらに入ってます。。

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この店の売りの一つが"なまはげshow"みたいです。

秋田弁バリバリのなまはげが僕たちの部屋に入ってきて、いろいろ語るんです。
これが面白い。。
動画で一部始終を抑えているんですが、このページでお見せ出来ないのが残念です。

中でも、秋田弁講習は面白かった。。。
自分の事をよく見せる、つまり格好つけている人のことを「えふりこき」って言うそうです。。

そしてそのなまはげさんと記念撮影!

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よくある光景の一つに、雨の日のプラットフォームで傘でゴルフのスイング・・
しかし、我々は違います。
傘を持てば、キャスティングです。。

日曜日の21時過ぎ
秋田駅の繁華街でキャスティング・・・

池田さんに教授してもらってる人は、えふりこきさんです。。

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「7月23日」

ミーティング最終日です。
秋田中央部の河川が増水のため、比較的影響の少ない北部を目指して車を走らせた。

道中、仙北市のTさんの奥様からの連絡で、家が床下浸水とのこと。
釣りどころでありません。。直ぐに引き返してもらい、6人でポイントを目指した。

目的まであと数十分のところで今度は埼玉のTさんがもうそ訳なさそうにいう・
「新藤さん、秋田から盛岡までの新幹線全て運行停止らしいです。」
「盛岡からは大丈夫な様なので何とか盛岡まで行ってもらえませんか」

実はTさんは持病からどうしても明日には家に帰らなければいけない。
なので何が何でも新幹線に乗らなければいけないと言うことです。

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「じゃあ盛岡まで行きましょう。でも釣りしてたんじゃとてもじゃないけど時間がないね!」
と言うことで、1パーティーはT氏に埼玉まで無事帰ってもらうため盛岡まで走った。

実は、私とW氏(えふりこき)そして徳島からのU氏は後2日こちらに残る予定をしていたため、容易に引き受けられた。

夕方飛行機での帰宅組とその場で別れ、約3時間半かけて岩手県盛岡市に到着。
盛岡名物?のジャジャ麺を食べ(本当は冷麺を食べたかったのですが、時間の関係で探せず)T氏を無事お見送りいたしまして、私たち居残り組は折り返し秋田市内へ。。

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仙北のTさんからの情報で、46号線が通行止なので13号線を帰った方がいいとのこと。
ナビをセットし、13号線へ出た途端往来する車が路肩に停車して何だか写メを撮っている光景に出くわした。
「何撮ってんの?」と私たちも車を止めた。
車から降りてこの目に飛び込んできた光景が信じられませんでした。
田畑や家が浸水し、一面池の様になっているじゃないですか。 

秋田へ入ってからの3日間、まともにニュースやテレビを見てなかった我々は、一体何が起きているのか分からなかった。
もちろん、仙北のTさん家が床下浸水ってことだけで、一大事なのはわかるが、単なるゲリラ豪雨でよくあること・・くらいの認識だった。

ここまで酷い事になっているとは思わなかった。。

そして13号線はそこから直ぐに渋滞が始まり、通常3時間ほどで秋田市内まで帰れるのにこの日はホテルまで6時間ほどかかりました。。

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さて、現地で飛行機帰宅組と別れたあと、彼らは名も無き小さな川に入ったらしい。
3時間ほどの釣りであったが、岩魚が適度に出てくれたと報告をもらった。

川も、幾分水量が増えている様に見受けたが、濁り等はなく楽しい釣りができました・・とのことで内心ホッといたしました。

こうして、記念すべき第1回ジーニアスミーティングは何だかハプニングの内に終了いたしました。

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上の写真は離陸後の機内から撮影された雄物川の様子です。

このミーティング企画が浮上したのは今年の2月。
出来るだけ多くの人に参加していただくには、何月が良いのか?
その月は秋田ではどうなのか?
色々考え、練りに練って決定した日程が今回の7月21日〜23日の3日間でした。

例年この頃は東北地方の梅雨明け時期で、正に渓流釣り本番といったところ。
それがよりによって、この大雨。
しかも、秋田県史上最大の被害だと言う。。

全く天災には勝てませんが、それ以外にも色々問題があった様にも思われます。
今後の第2回、第3回と続けていくためにも、もう少し練り直しが必要だったと痛感しております。
しかし、そんな中でも楽しかったと言ってくださる参加者の皆さんに感謝申し上げます。
この3日間、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

最後に被害に遭われた方にとっては、胸中お察し申し上げます。
1日も早く復旧を心よりお祈り申し上げます。













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