2017-10

メリーが最高の相棒になった日

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8/2、長野県渓流


自宅を出て三週間が経とうとしていた。
秋田ミーティングを終え、念願の東北を巡る旅も終わりに近づきつつあった。
旅は此れまでに見たことのない景色と経験と与えてくれたが、
釣りだけは雨に祟られ、釣果はパッとしないものだった。

長野県を走行中、丁度夕方頃でもあったので周辺の川を覗こうと思い立つ。
信州は何度か訪れたことがあったが、ここも来る度に増水に遭遇しまともに釣果を得たことはなかった。
過度な期待はせずに現地到着。
ところが川を見ると低水位で、「もしかしてベストコンディションじゃね。」と急遽釣りをすることに。



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川原が広いこと、ウェットへの切替えも考慮し、メリーを選択する。
ジャシッド#10を結び釣り始めるが、思いのほか魚の反応は無い。
平日にも関わらず川原には鮮明な足跡が多く無駄骨だったかと思いつつ、ミーティングで習ったことも織り交ぜながら釣り上がる。


何の変哲も無い、良くある落ち込みに差し掛かる。
右側に太い流れが落ち込み、石も沈んでおり、水深もありそう。
先ず手前の緩流帯にフライを浮かべるが、反応は無い。
左からの細い流れが主流に合流する筋に流すも同じく無反応。
もう一度同じコースを流し、主流の白泡沿いにフライが中程まで流れた頃、
水底からフワッと浮上した魚が躊躇せずフライを咥えてくれた。


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沈んでいく魚の背中を見つつ合せると、ズシッとした重みが伝わる。
よく引くので一段下流の浅場に誘導したが、すんなりネットに収まってくれない。
沖へ走ろうとする魚をいなし、漸くネットインしたのはイワナだった。
手尺で計り26〜27cmくらいかなと思い、写真を撮ってリリース。
気を良くして釣り続けるも、その後も反応は薄く、結局この一匹で竿を仕舞った。

長くフライフィッシングを続け、時々大物や珍しい魚も釣ってきたが、イワナだけは縁遠かった。
今回の旅で「アワヨクバ尺」と思っていたが、結局叶わなかったなと思いつつ帰路に着いた。

が、帰宅後に写真を見ながらアレッとなった。
ネットを持ち出し写真と見比べながらメジャーを当てる。
結果、30cmあったのです。

メリー、釣運に恵まれた竿が出来た瞬間でした。


徳島県在住 梅田大輔

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