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2019-12

丹沢レクチャーを振り返って。

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11月初旬 丹沢ホームさんから1本の電話が入った。

その用件は・・

丹沢ホーム:「台風19号の影響で、現在電気が通ってないんです。」「食事時とお風呂は何とか自家発電で賄えるんですが、お部屋は簡易的なランタンで過ごして頂かないと行けないんです」

私:「そうですか・・・まだ先の話ですが、その時までに電気、通らないんですか?」

丹沢ホーム:「ええ!たぶん年内は通らないと思います」

私:「大変ですね、分かりました、参加者に聞いて改めてお返事します」「もしかすると今回はキャンセルさせて頂くかも知れませんが・・」

丹沢ホーム:「もちろん大丈夫です。 ちょっと御迷惑をおかけしますが、現状で宜しければどうぞいらっしゃって下さい」「お待ちしておりますから」

早々に既に参加表明をされている方達に連絡を取り、今回の件を伝えました。
すると、返って来た答えは「キャンプみたいで楽しそうですね! やりましょうよ!!」
ほぼ全員が同じ答えだった。
もちろん迷う事など無くなり、第18回 令和最初の丹沢レクチャーを行う運びとなりました。




11月23日(土) キャスティングスクール当日
この日は生憎の雨でした。
午前中は何とか持ってくれそうな予報でしたが、その期待も虚しく、しっかりと降っていました。。。

こんな事もあろうかと午前中のプランを変えて、雲の様子を見ながらインドアスクールに変更しました。
インドアスクールとは、部屋でキャスティングメカニズムの勉強をして頂こうという事です。

その内容は『HS/HLキャスティングのメカニズム』
■HS/HLテクニックを手段としたその目的は何か?
■目的が理解できれば、手段であるHS/HLキャストをするには何が重要か?
■HS/HLキャスティングの要であるハイライン投法の説明
■ラインを高く飛ばす事ができる仕組み
■.....ets

ホワイトボードを使って、HS/HLテクニックのメカニズムをさせて頂きました。
残念ながら、その風景の写真が無いのは、参加者全員食い入る様に話を聞いておられたので・・・・
写真撮ってる場合じゃ無い・・って感じだった様です。

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部屋での勉強会は予想以上に高評価で、常連さんからも「何時もより良かった」という声も頂きました。
時間はちょうどお昼、食堂からカレーのいい匂いがして来ます。。

しかし、雨は一向に止む気配なし、それどころか些か強くなっている様な気もします。
今回初参加のKさんとNさんの、折角メカニズムを勉強したのにちょっとでも良いから振りたいね〜〜っと二人で話をしている声が聞こえて来ます。

そこで私は、「カッパ着て振りますか?」「幸い風も無いので、カッパさえ着てたら大丈夫だと思いますよ」
全員その言葉を待ってたかの様に「そうしましょう・・!」


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昼食を済ませ、キャスティングの用意と、車のハッチを開けた時、何と無く違和感を感じた。
気のせいか・・とりあえずウェーダーを履き、カッパを着て。。。
さてさて雨だから7番と6番2本で良いか・・と用意しようとした時、気が付く。
いつものロッドケース、そうあの黄色く太っいバズーカが無い!

記憶を辿っていく・・ 
思い出した。今回荷物が多かった為、荷室に綺麗に荷物を積む為、一回積んだバズーカをガレージの片隅に立て掛けたことを! 後の荷物を綺麗に整頓して積んで、納品のロッド何本か積んで・・最後にバズーカを積むのすっかり忘れて出発した様だ・・

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私たるや一生の不覚・・・(涙)
新しく出来上がったCELO 6' 6" #4/5のグラファイトや、新規お客様2名にもバンブーロッドも見せたかった。
よりによってそれら全部ガレージに置き去りにして来るなんて、今までにないハプニング勃発であった。

仕方なく事情を説明し、キャスティングスクール最初の項目であるデモンストレーションは、お客様のロッドをお借りしてのスタートとなりました。

あとは、いつもの様に一人一人振って頂き、一番メスを入れなければ行けない所を個々に指導。
いつもならスクールが修了しても、ダラダラとロッドを振っているのですが、試投用のデモロッドがないと言う事と、丹沢ホームが停電の為、自家発電による時間制限もあって、午後4時に初日は修了いたしました。


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丹沢ホームでの楽しみの一つに、何と言ってもこの”鴨の鉄板焼き”です。
ジーニアス主催 丹沢レクチャーは毎年春と秋の2回。
だから、私は少なくとも年2回はこの鴨の鉄板焼きを頂いておりますが、いつ食べても美味しいの一言です。

同志と食べるといつも食べ過ぎ、飲み過ぎてしまいますが・・・



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深夜時折窓を叩く雨の音で目が覚めた。
音を聞く範囲では、結構降っている様であった。

頼むから、朝には止んでいて欲しい。 
その願いが叶ったのか、7時頃にはすっかり雨は止んでいた。

実釣レクチャー参加者は、3名増えてのスタートとなりました。
最初に、リーダーシステムの説明。
厚巻フライを思うがままにコントロールするには、リーダーやティペットのシステムが非常に重要となって来ます。
ある法則に基づき、自分なりのリーダーレシピを作ることで、長すぎないティペットやリーダーでも上手にナチュラルドリフトが出来るのです。


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フィールドでは、右岸からと左岸からの釣り方の違いや、様々なポイントに対してのアプローチの仕方等を説明いたしました。
本来なら、厚巻きドライフライのプレゼンテーションの仕方、つまり「ドライフライキャスト」の基本的な投げ方を説明し、昼食までの間、個々に指導すると言ったスタイルですが、この日は参加者からの要望もあり、釣り上がる過程での釣り方を説明いたしました。

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昼食後は、日暮れ前まで自由行動です。
2日間に渡り勉強した事の復習のつもりで、釣りをしていただく時間です。

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前日からの雨で川は増水。
しかし、流れの比較的遅い所から、岩魚やヤマメが元気よくフライに飛び出してくれました。
私の目の届かない所で釣っていた方達も、それぞれに釣っていた様でした。


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今回も情熱いっぱいの方達にご参加頂き本当に感謝申し上げます。
そしてお疲れ様でした。

台風19号の影響で電気の無い2日間。
土曜日(キャスティング)の雨でのプラン変更。
そしてデモロッドの持ち忘れ・・・・ 等 色々ありましたが、充実した2日間と自負しております。

数年前の春のレクチャーでは、戻り寒波の為にヤビツ峠が凍結! 関係者以外通行止めというなか、丹沢ホームの新井さんに下界まで迎えに来た頂き、凍結した峠を先導して頂いた事がありました。
そして今回の停電。
これも数年経てば、あの時そうだったね!と良い思い出になる事と思います。

2007年11月に第1回を行ってお陰様で今回18回目を修了いたしました。
春と秋の年2回行ってますが、数回年1回の時があったので、初めて丹沢でお世話になってから12年です。

流石に立ち上げ時からのお客様は、仕事が忙しくなったり、思考が変わったり?で、継続して出席という方はおられませんが、現在の常連さんで一番長い人で9年ほど参加して頂いております。
そして、ありがたいことに、毎回1人〜2人の新規のお客様にも来て頂いております。

雨の為止むを得ずプラン変更をしたキャスティングスクールでしたが、そのお陰で新しい形のスクールとして今後も取り入れていこうと思うほど、有効な時間でした。
そして、実釣も僭越ながら私の釣りを見たいと言う声もあると言うことから、次回からは基本的なアプローチのみをレクチャーするのでは無く、午前中は私が釣り上がって行く所をご覧頂き、午後から自由に釣って頂くプランに変更しようかとも考えています。

同じ場所、同じフィールドでの恒例行事は、得てしてマンネリ化するもの。
何か思考を変えてお客様達に喜んで頂きたいと思っていた事から、今回のハプニングは正に不幸中の幸い。

次回は2020年 4月(日程は未定)第19回となります。
土曜、日曜の両日共に「来て良かった」と思って頂ける様なプランを計画いたします。



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