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2020-06

KALEIDOSCOPEのお話

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前回大変高評頂きました、カレイドスコープのNEWモデルが近日発売いたします。
今回も前回同様グラスファイバー製のブランクから仕上げました。
スペックは7’ 1” #4と7’7” #4/5の2本ですが、ちょっと理由あり商品となっての登場です。と言うのもブランクの在庫が共に2本しかなく、前回の様にリペアも考えた上での限定販売が、とうてい不可能と言うのがその理由です。
しかし、ジーニアスが得意な、既存するブランクを切ってアクションを出すと言う手法で、今回もまたひじょうに良いアクションに仕上がりました。
このロッドは、2月20日から3日間に渡り開催されます『つるやハンドクラフト展』
にて、即売させて頂きます。
販売に当たり、弊社がどの様なコンセプトで既存ブランクから好みのアクションを出しているのかをお話したいと思います。
興味のある方は、お入りください。。
『ブランクを切らないといけない理由』
多くのメーカーは、ロッドを作る上で色々な条件をクリアしなければ販売に繋がりません。
それはコストであったり、売り上げ見込みであったり、コンセプトであったりと実に気が遠くなりそうなぐらい考え抜かれての発売となるわけです。

円滑に売れ行きを望むためにも消費者のニーズに出来るだけ応えることが結果的に“売れるロッド”となることは言うまでもないでしょう。
ニーズとはつまり流行の事で、現在のフライフィッシング事情にそぐわないものはどのメーカーも出したくないのもまた当然と言えば当然でしょう。
しかし、弊社ではこのニーズが実に厄介者で、一般的に流出しているブランクでは弊社のコンセプトに合わず、どうしてもそのブランクに一工夫加えないと思う様なアクションが出ないのです。

今回採用したブランクも、前回のカレイドスコープに採用したモデル違いであるが、このロッドもまた流行りには逆らえないと見て、ティップ先端が弱い設計になっていた。
弊社では、まずこの弱い部分を取り去る必要がありました。
数ミリ単位でカットしていき目的番手のラインを理想的にキャストできる強さを探すわけです。

良いティップとは、実はある一定の条件があるんですよ!

カットする事によって、その条件に当てはめることの出来るブランクであるかどうかが、まずそのブランクを採用する基準となるわけです。

『アクションはこうして出来ています』
2本の異なるブランクのティップをカットしていき、1本は1173mm もう1本は1250mm
まで切り詰めることで随分とよくなった。
今回は、25~30mm程度のカットで何とかアクションが出たが、場合によっては50mmもカットする場合も少なくないのです。
ティップをカットすることで先端が強くなり、ティップ全体の中央付近が早い段階で作用したします。こうすることで、それまでのティップに比べて飛躍的にキャスティングフィーリングがよくなるのです。

ティップが完成すれば、続いてバット部ですが、これはいきなりカットしてしまうより
大体のめぼしを付けてグリップを仮止めいたします。
ちょっとした力で簡単に前後に移動できるようグリップを組み上げ、ガイドをマスキングテープ等で仮止めし、いざ試投です!

テストは、第一にハイスピード/ハイラインが出来るかどうかです。
これが出来ないと、フィールドでは使えなくなると同時に、ティップを切り詰めた意味も無くなってしまいます。
キャスティングテストでは、グリップ位置を微妙にずらし、カットしたティップと一番愛称の良い場所を探し、バットブランクのカット位置が決定するのです。
そうして出来上がったロッドの全長を測定し、長さが決まります。
したがって、長さを決めてから作っているのではなく、求めるアクションを捻出した結果の長さであると言うことです。

今回のロッドは、若干バットが軟らかい感じがしましたが、試投してみてびっくりでした。
思っていたほどドン臭くなく、むしろかなり手首の動きに同調してくれました。
このブランク・・それなりの本数が無いのが非常に残念です。
出来ることなら、多くの方にこのフィーリングを楽しんで頂きたかった。。

興味のある方は 『つるやハンドクラフト展』にてお待ちしております。

商品詳細は後日ロッドの出来上がり時にUPいたします。
お楽しみに・・・


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このブログは、ジーニアスロッドメーカーの正式サイトです。

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