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2023-09

北海道十勝の釣り



7月下旬 北海道十勝の橋本さんを訪ねて、北海道へ行って来ました。
橋本さんはご存知アメリカのScott社のバンブーロッド部門を担当しておられる、日本人初のワールドワイドバンブーロッドビルダーです。
自社ブランド「十勝鱒竿」も手掛けておられ、北海道のトラウト達と楽しく遊ぶロッドも製作しておられます。
そんな氏とは10数年の付き合いで、実に7年ぶりの再会と、夏の十勝を満喫して来ました。

滞在3日釣行2日のタイトなスケジュールでした。
生憎、危険を伴う暑さとなり、釣果はイマイチでしたが、橋本さんとの共有時間やその仲間達との出会いという、大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。

特に橋本流ニンフフィッシングは、一見の価値有りで、近年巷だ流行っている「これフライフィッシングって言って良いの?」と疑問視する様な釣り方でも、発砲ウキを付けて釣る釣り方でもありません。

北海道でのニンフフィッシングというのは、竿の長さとリーチで流して行く、アウトリガー的な釣りをイメージしがちですが、橋本さんのニンフフィッシングは、フライキャスティングをして、しっかりとラインを水に浮かべて釣っておられます。ただどうしてもポイントとの距離は近くなりますが、その他は全て共感できる釣り方でした。どちらかと言えば僕が釣り上がりのウエットフライでやっている事と少し似ています。

僕は常日頃から、不細工な釣り方や、それフライなの?と思うような自分自身の定義から外れる釣り方は、それが幾ら人の10倍釣れても、興味が湧いて来ませんでした。
しかし、今回の橋本ニンフは、正直ちょっとやって見たくなりました。

橋本さんとは親友ですので、その辺りは色々伝授して貰えると思うのですが、北海道のニジマスだけでは無く、本州のヤマメやアマゴ釣りに活用出来ればきっと面白いだろうなと感じました。

しっかりとこの釣りを理解して、いずれ皆さんに披露出来る時が来ると思います。
池田流ドライフライフィッシングをさらに追い掛けながら、それとは違う新しいニンフフィッシングの世界に慕ってみようと思うほど、魅力的な釣り方でした。

7年前にも橋本さんとは十勝で釣りをしていたんですが、7年も経つとやっぱり色々変わるんですんよね。
でも良かったです、格好いい方に変わってくれてて・・
流石はハイライン投法の良さをちゃんと理解して、今更ながら毎日一生懸命練習している方ですので、残念な変わり方をする訳ありませんよね。

そんなこんなで、お互い刺激しあったとてもいい時間を過ごして来ました。

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